2018シーズン開幕戦アブダビ:優勝はグーリアン 室屋は2位

米国人パイロットが9年ぶりにキャリア2勝目を挙げた 

Goulian wins in style

Red Bull Air Race World Championship 2018シーズン開幕戦アブダビは、マイケル・グーリアンが優勝し、2009シーズンのブダペスト以来となるキャリア2勝目を挙げた。アブダビ入りしてから好調を維持していたグーリアンは、冷静沈着なフライトをすれば表彰台の頂点に立てることを理解しており、決勝レース日もその通りのフライトを披露した。

ファイナル4の1番手として登場したグーリアンは、いきなり53.695秒の好タイムを記録。後続のパイロット3人にプレッシャーをかけることに成功したグーリアンは、その3人のフライトを緊張の面持ちで見守ることになった。

2番手に登場したマルティン・ソンカはクリーンでスムーズなフライトを披露したが、グーリアンのタイムには届かなかった。54.650秒というソンカの記録はグーリアンよりも1秒近く遅かったが、最終的に3位表彰台を勝ち取った。

3番手にはグーリアンと同じく米国出身のカービー・チャンブリスが登場。しかし、バーチカルターンに入るのが遅れ、最初のスプリットタイムでグーリアンを下回ると、最後までその差を詰めることができず、表彰台を逃して4位でフィニッシュした。

現ワールドチャンピオン室屋義秀がラストフライトをスタートさせると、グーリアンの緊張はひときわ強くなった。その室屋はバーチカルターンでミスをし、続くゲート4に向けてラインの修正を強いられた。その修正でスピードを失ってしまった室屋も、結局グーリアンのタイムを上回ることができず、2位でフィニッシュした。

キャリア通算2勝目を挙げ、キャリア初のワールドチャンピオンシップ暫定首位に立ったグーリアンは、第2戦カンヌでも全力のフライトを披露するはずだ。

 

2018シーズン開幕戦アブダビ:ファイナル4結果

 

2018シーズン開幕戦アブダビ:マスタークラス最終結果

 

2018シーズン ワールドチャンピオンシップ順位