2018シーズン開幕戦アブダビ:予選首位はドルダラー 室屋は3位

新シーズン初の予選は2016シーズン王者が実力を見せた。現王者の室屋義秀は3位につけた。

Dolderer was quickest today

Red Bull Air Race World Championship 2018シーズン開幕戦アブダビの予選が開催され、マティアス・ドルダラーがトラックレコードとなる52.795秒を叩き出して首位通過を果たし、元王者の才能を訝しむ懐疑論者たちを黙らせることに成功した。

ドルダラーは1本目でこの日の自己ベストを記録すると、2本目はさらにアグレッシブなフライトで記録更新を狙った。残念ながら12Gを超過してDNFとなり、RTB(Return To Base / レースエアポートへの強制着陸)を指示されたが、予選首位通過を決めるには1本目のタイムで十分だった。

2位には、2018シーズンを好調で迎えているマイケル・グーリアンが入った。素晴らしいフライトを見せたグーリアンは、ドルダラーのタイムより0.5秒以上遅れたが、53.392秒と十分なタイムを記録した。

最後に登場した現ワールドチャンピオンの室屋義秀は、当然ながらドルダラーのタイムを上回ることを狙い、実際、スプリットタイムで一時ドルダラーを上回ったが、レーストラック中盤でスピードを失い3位でフィニッシュし、ドルダラーに首位を譲った。

予選4位通過を果たしたのはミカエル・ブラジョーだった。安定したチームと新しいペイントを施した機体と共に開幕を迎えていたフランス人パイロットは、マスタークラス2シーズン目のアブダビで自信に満ちたスムーズなフライトを披露し、狙い通りの結果を得た。

注目を集めていたマルティン・ソンカとペトル・コプシュタインはそれぞれ7位、8位で通過。決勝レース日のラウンド・オブ・14でチェココンビの初対戦が決まった。

2018シーズンからマスタークラスに昇格し、たゆまぬ努力で一歩ずつ成長することがRed Bull Air Raceでの成功に繋がることを示したベン・マーフィーは、マスタークラス初の予選で9位という成績に満足の表情を見せた。

オーバーGに関するルールが変更されてから初の公式レースとなったこの日は、オーバーG(DNFではなく2秒ペナルティに変更)が4回記録され、DNF(12Gを超過した場合)が3回記録された。最も運から見放されていたパイロットはマット・ホールで、1本目でDNFを記録してRTB(Return To Base / レースエアポートへの強制着陸)を指示され、2本目を失ってしまった。予選を最下位で通過したホールは、ラウンド・オブ・14でドルダラーと対戦する。

 

2018シーズン開幕戦アブダビ:マスタークラス予選最終結果