カザン:予選 パイロットリアクション

マスタークラスパイロット14名が予選後にコメントを発表した

McLeod's game face

Red Bull Air Race World Championship 2017シーズン第5戦カザンの予選が開催され、ピート・マクロードが3戦連続首位通過を記録した。マスタークラスパイロット14名の予選後のコメントを紹介する。

 

室屋義秀

1本目はミスをしてしまいました。パイロンヒットをしそうになったので、回避しようとしました。2本目のフライトは悪くなかったですが、タイムが伸びませんでした。ですので、エンジンをチェックしています。決勝レース日に向けて修正できる部分があるかもしれません。ラインは変えませんが、機体は再チェックします。

 

マルティン・ソンカ

興味深いフライトになった。エンジンを始動させる直前までレースエアポートで技術的な問題の解決に取り組んでいた。その結果、1本目ではオーバーGを記録してしまったが、良いレッスンになり2本目でタイムを残せた。満足しても良いタイムだが、自分より1.7秒も速いパイロットがいるので満足できない。

 

ピート・マクロード

気持ち良くフライトできた。計画通りだった。1本目でクリーンなフライトができたので、2本目でさらに攻めることができた。54秒台というタイムにはさすがに驚いた。55秒台がベストタイムになると予想していた。今日の午前に開催されたフリープラクティス3は1本しか飛ばなかったが、クリーンなフライトができていた。レースでは何が起きるか分からない。また予選でポイントを獲得できるわけでもない。決勝レース日も同じ内容を披露する必要がある。

 

カービー・チャンブリス

ピート(マクロード)にタイムを上回られてしまったが、戦いの準備は整っている。常に勝利を目指しているので、決勝レース日に結果を出せればと思っている。天候はコントロールできないので、レースコンディションについては意識していない。とにかくベストを尽くすだけだ。今日に関しては、1本目が守りのフライトだったので2本目で攻めた。決勝レース日でさらにプッシュしたいと思っている。

 

ペトル・コプシュタイン

今日はリスクを負いたくなかった。レーストラックが自分たちのスタイルに合っていないので、それなりのタイムで中位に入ることを狙っていた。ペナルティとパイロンヒットを記録せず、スピードも出せたので、内容には満足している。

 

マティアス・ドルダラー

クリーンなフライトを狙っていたが、2本共にペナルティを受けてしまった。明日のラウンド・オブ・14でカービー(チャンブリス)を相手にクリーンなフライトをする必要がある。先攻なのでカービーにプレッシャーをかけなければならない。今シーズンは納得できていない。自信も失っている。どうやって自信を取り戻せるのかも分からない。

 

フアン・ベラルデ

1本目でパイロンヒットを記録してしまったので、2本目はプレッシャーがかかった。アグレッシブなフライトができなかったので、ミスはなかったもののタイムは伸びなかった。自分を不利な立場に追い込んでしまった。

 

マイケル・グーリアン

金曜日のフリープラクティスの再現を狙った。1本目はリラックスしてミスのないフライトに努め、2本目でプッシュした。トップ通過を狙っていた。コックピットの中でスピードが出せていると感じていても、タイムが伸びない時がある。今日はそういう日だった。

 

ニコラス・イワノフ

素晴らしいコンディションだ。ブダペストとは大違いだ。1本目から全力でフライトした。明日に向けて好タイムが記録できた。機体の中でリラックスできている。機体から好感触が得られている。カザンのレーストラックは気に入っている。ゲート3からゲート4へ向かうターン、そして天候が特に気に入っている。気分が良ければ、良いフライトができる。ロシアをホームのように感じている。

 

ピーター・ポドランセック

57.5秒台は悪くないタイムだ。予選の前半は風が強かったので難しかった。後半に風が弱まったので、自分よりあとに飛んだパイロットの方が好タイムを出せた。とはいえ、今日のフライトは良かったと思う。無難な内容だったが、タイムには満足している。

 

マット・ホール

自分のフライトには満足している。そこまで良いタイムではなかったが、安定したフライトが披露できている。ゲート7で理想のラインを維持するのが非常に難しかった。しかし、西から風が吹いていたので、ゲート3とゲート4はそこまで難しくなかった。今のところ好調なので、明日が楽しみだ。

 

ミカエル・ブラジョー

機体には満足している。ジム・ディマッテオから風速が20ノットから15ノットに落ちているという連絡があったので、自信を持ってスタートゲートを通過した。ゲート4までは全てがパーフェクトだったが、Gフォースをかけ過ぎてしまった。決勝レース日は運に恵まれることを期待している。様子を見守りたい。

 

クリスチャン・ボルトン

今日の結果には満足している。本当にハッピーだ。1本目にクリーンなフライトができた。チームとしては1分を切るタイムを狙っていたが、残念ながらそれはできなかった。今日は風が強く、非常にトリッキーだった。昨日とは違うレーストラックになっていた中で、クリーンなフライトを1本記録できたのでパーフェクトだ。

 

フランソワ・ルボット

良い1日ではなかった。苛立ちを感じている。ポジティブな考えを持てていない。今日は午前のフリープラクティス3で3本、午後の予選で2本と計5本のフライトをする予定だったが、結局1本も飛べなかった。新機体に慣れる必要がある中で、他のパイロットより5本も少ないというのはかなり大きい。今日はついていなかったが、明日は良くなるだろう。

 

■Information

第5戦カザンの決勝レースは7月23日、Red Bull TVにてライブ配信される。