ルール

Red Bull Air Race World Championshipの原則及び規則の概要を紹介

Race Director Jim DiMatteo takes the helm in the Race Tower

Red Bull Air Race World ChampionshipはFAI(国際航空連盟)が公認する国際レースシリーズです。パイロットたちはエアパイロンが設置された飛行コースでペナルティを回避しながら最速タイムを競います。

パイロットには各レース後にWorld Championshipポイントが与えられ、シーズン最終戦後に最多ポイントを獲得したパイロットがRed Bull Air Race World Championになります。

 

■パイロット

2017シーズンは14人のパイロットが参加します。マスタークラスのパイロットはRed Bull Air Race委員会から発給されるスーパーライセンス(限定解除)を取得している必要があります。

World Championshipへの参戦を希望する新規パイロットは、FAIが運営する国際的な飛行大会における上位成績など、Red Bull Air Race委員会の定める最低限の規定を満たしている必要があります。また、現役のエアロバティック/ディスプレイパイロットであることも条件です。上記の条件を満たしているパイロットは、Red Bull Air Race Qualification Campに参加し、Red Bull Air Race スーパーライセンス(限定)を取得することになり、このスーパーライセンス(限定)を取得したパイロットには、Red Bull Air Race World ChampionshipのChallenger Cupへの参加資格が与えられます。

 

■レースフォーマット

Red Bull Air Raceは、トレーニング(フリープラクティス)、予選、Round of 14、Round of 8、ファイナル4のセクションによって構成されます。各セッションにおいて、コース上で同時に飛行するパイロットは1名のみとなります。

トレーニング(フリープラクティス)

予選日の前に行われます。

 

予選

レース当日(レース・デイ)の前日の予選日に行われます。2回の予選セッション(必須)が設けられています。2回のうちのベストタイムが記録され、その記録を元にレース・デイのスタート順が決定します。

 

Round of 14

レース・デイに行われます。このセッションは1対1のヒートに分けて行われ、7名の勝者、および敗者の中で最速タイムを記録したパイロットがRound of 8に進出します。1対1のペアは予選の順位によって決定します。

 

Round of 8

Round of 14で勝った7名のパイロット、及び敗者の中で最速タイムを記録したパイロットが、再度1対1のフォーマットでレースします。勝利した4名のパイロットがファイナル4に進出します。敗者のパイロットはRound of 8における飛行タイムにより、5位から8位の順位が決定します。

 

ファイナル4

Round of 8 で勝利した4名によって行われます。前ラウンドと同じ飛行順で飛行タイムを計測し、1位から4位が決定します。

 

■各セッションのスターティングオーダーについて

スターティングオーダーとは各セッションで飛行する順番を意味します。トレーニングのスターティングオーダーはその時点でのRed Bull Air Race World Championshipのランキングによって決定されます。ランキング上位のパイロットから順にスタートし、新人パイロットが最終スタートとなります。新人パイロットが複数いる場合は、新人パイロットのスタート順は抽選で決定します。

レース・デイ当日のスターティングオーダーは予選の結果によって決まります。飛行する順番はリバースオーダーとなり、予選で最も遅いタイムのパイロットから順にスタートとなります。

 

■レースの勝者

最終セッションで1位となったパイロットが勝者となります。

 

 

■ワールドチャンピオン

Red Bull Air Race World Championshipのシーズンを通じて最多ポイントを獲得したパイロットがRed Bull Air Race World Championとなります。World Championship最終戦にて、Red Bull Air Race World Championの称号が与えられます。

 

■World Championshipポイント

World Championshipポイントは各レース後にパイロットに与えられ、最終戦終了後の獲得ポイント数によってRed Bull Air Race World Championが決定します。ポイントシステムは以下となります:

獲得ポイント

1位:15ポイント
2位:12ポイント
3位:9ポイント
4位:7ポイント
5位:6ポイント
6位:5ポイント
7位:4ポイント
8位:3ポイント
9位:2ポイント
10位:1ポイント
11位~14位:0ポイント

 

 

Challenger Cup

Challenger CupはRed Bull Air Race World Cup Championshipの下位カテゴリです。Challenger CupのパイロットはRed Bull Air Raceが提供するExtra E-330LXに搭乗し、簡易化または改良されたコースを飛行します。特に規定されない場合を除き、Red Bull Air Race World Championship Master ClassのルールがChallenger Cupにも適用されます。

 

■レースフォーマット

Challenger Cupのパイロットはレース・デイの2日前に2回のトレーニングセッション(1回は必須)、予選日当日に1回のトレーニングセッションを行います。Challenger Cupのレースは予選日にトレーニングセッションのあとで行われます。パイロットはコースを2周し、ベストタイムが最終結果として記録されます。

Challenger Cupのパイロットはシーズンを通じて最低3戦に参戦する必要がありますが、希望する場合は3戦以上参戦しても問題ありません。3戦以上参戦した場合、Challenger Cupの総合順位にカウントされるのは、参戦したレースの上位3戦のタイムとなります。

 

■パイロット

チャレンジャークラスのパイロットはChallenger Cupへの参戦を通じ、マスタークラスで必要となるスーパーライセンス(限定解除)取得を目指すことになります。Challenger Cupのパイロットはレースに参戦する前にQualification Campへ参加し、スーパーライセンス(限定)を取得する必要があります。

 

 

■Challenger Cupのチャンピオン

Red Bull Air Race World Championshipのシーズンを通じて最多ポイントを獲得したChallenger CupのパイロットがChallenger Cup World Championとなります。World Championship最終戦にてChallenger Cup World Championの称号が与えられます。

 

■Challenger Cupポイント

Challenger Cupポイントは各レース後にパイロットに与えられ、最終戦終了後の獲得ポイント数によって総合優勝が決定します。ポイントシステムは以下となります:

獲得ポイント

1位:10ポイント
2位:8ポイント
3位:6ポイント
4位:4ポイント
5位:2ポイント
6位〜8位:0ポイント