2018シーズンのチャレンジャークラスパイロット10名が決定

イタリア人パイロットと南アフリカ人パイロットが新たに参戦する

Patrick Davidson and Dario Costa

イタリア人パイロットのダリオ・コスタと南アフリカ人パイロットのパトリック・デビッドソンが2018シーズンからチャレンジャークラスに参戦することが決定した。両国初のRed Bull Air Raceパイロットとしてこのスポーツの歴史に新たな1ページを刻んだ2人は、チャレンジャーカップ2勝を誇るフロリアン・バーガーを含む才能溢れるパイロットラインアップに加わる。

9カ国から10人のパイロットが参加する2018シーズンのチャレンジャークラスは同クラス過去最大規模になる。ドイツ人パイロットのフロリアン・バーガーは前人未踏の3シーズン連続のチャレンジャーカップ優勝を目指すが、2017シーズンが史上最高レベルの大接戦だったことを踏まえると3連覇はそう簡単にはいかないだろう。そのバーガーを追うのが、2017シーズン総合トップ3に入ったスウェーデン人パイロットのダニエル・リファとポーランド人パイロットのルーク・チェピエラ、そして2017シーズンに初勝利を挙げた史上初の中国人パイロットのケニー・チャンと、史上初の女性パイロットのメラニー・アストルだ。

そんななか、デビッドソンとコスタの参戦はチャレンジャークラスをさらに盛り上げるだろう。航空業界と深い繋がりを持つ家族の元で育ったデビッドソンは、最新の機体とヴィンテージ機体のディスプレイパイロットとして豊富な経験を持つ。さらに、エアロバティックパイロットとしても南アフリカチャンピオンに複数回輝いている他、世界選手権でもチームと個人の両方でメダルを獲得している。デビッドソンと同じくエアロバティックパイロットとして国内チャンピオンに輝いた経験を持つコスタは、航空一家に育ったわけではないが、イタリア最年少エアロバティックプロインストラクター、エアロバティック世界選手権ディレクター、ディスプレイチームThe Flying Bullsのメンバーなどを経験しているため、空の世界を熟知している。

コスタはチャレンジャークラス参戦について「厳しい勝負が待っているだろう。チャレンジャークラスには、これまでシーズンを通してしのぎを削り合ってきた経験豊かなパイロットが揃っている。新人の自分が学ぶべき部分は沢山ある。デビューシーズンで勝利を得るのは簡単ではないが、自分が満足感を得られるのはトップに立った時だけだ。しかし、全てのフライトが最速になるために必要なスキルと知識を獲得する機会になるだろう。ベストを尽くしたいと思っている。史上初のイタリア人パイロットになれたことは自分の中で大きな意味を持っている」とコメントしている。

エアレースの成長を支えるチャレンジャークラスは「世界各国の優秀なパイロットにWorld Championshipのタイトルを争うマスタークラスを戦うために必要なスキルを授ける」ため、2014シーズンに創設された。マスタークラスと同じレースコンディションでフライトするというチャレンジャークラスのレースフォーマットは、このクラスのパイロットの成長において重要な役目を担っており、これまでに7人のパイロットがマスタークラスに昇格している。

デビッドソンは「チャンスが与えられることを願っていたが、遂にそのチャンスを得ることができた。南アフリカの国旗を高く掲揚するために飛ぶつもりだ。正しいサポートと導きを得ながら我慢強く努力を続ければ夢は必ず叶う」とコメントしている。

チャレンジャークラスとマスタークラスの2018シーズン全8戦は、2018年2月2日・3日にアブダビで幕を開ける。

Red Bull Air Race World Championship 2018シーズンのチケットはまもなく発売予定。チケットを含む最新情報はこちら>>

 

2018シーズン チャレンジャークラスパイロット

メラニー・アストル(フランス)
フロリアン・バーガー(ドイツ)
ケニー・チャン(中国)
ケビン・コールマン(米国)
ダリオ・コスタ(イタリア)
ルーク・チェピエラ(ポーランド)
パトリック・デビッドソン(南アフリカ)
ダニエル・ジェネヴェイ(ハンガリー)
ダニエル・リファ(スウェーデン)
バティスト・ヴィーニュ(フランス)