第3戦ロヴィニ:決勝レース終了後パイロットリアクション

ロヴィニでの戦いをパイロットたちが振り返った。

Arch is ecstatic to have won in Rovinj

パーフェクトなレースコンディションとなったロヴィニでの戦いを終えたパイロットたちが決勝レース日を振り返った。

1:ハンネス・アルヒ
「調子が出なかったアブダビ、そして悲惨な結果の千葉のあとという意味では、非常に大きな勝利だ。優勝したいのならば、自分が勝てる状態にしなければならない。今日は非常に重要だった。ポール・ボノムに追いつくべく全力を尽くしたが、その努力の甲斐あって今日は勝てた。自分のチームに対して自身を持てているし、自分たちが望んでいる方向に進めている。ここまでの道のりは大変だったが、優勝は気分が良いし、この勢いを維持したい」

2:マルティン・ソンカ
「当然ながらこの結果は嬉しいし、チームに対してもハッピーな気分だ。レーストラックの分析と機体のセッティングにかなりの時間を費やした。チームの努力には満足している。優勝まであと少しだった。1位とはコンマ数秒差だったので勝っていてもおかしくなかった。プレッシャーに負けずに安定したフライトができたのが勝因だったと思う。ラウンド・オブ・8ではマティアス・ドルダラーがミスをしてくれたのでラッキーだったが、今日は安定してスピードが出せていた。チャンピオンシップ争いにも加わりたいが、アブダビと千葉が不調だったのでかなり出遅れている」

3:マット・ホール
「今朝は表彰台に上れるという自信があったので、ラウンド・オブ・8に敗者復活で進出することになるとは思っていなかった。だが、ラウンド・オブ・8の内容には満足している。チームを誇りに思うし、機体の状態も素晴らしい。この状態を維持できれば、シーズン最後には良い結果が出せていると思う」

4:マイケル・グーリアン
「良い1週間だった。安定した内容を残せたと思う。今日は好調だった。自分の機体で54秒を切るのは難しいと思っていたので、かなりハードにプッシュしたが、プッシュし過ぎてオーバーGになってしまった。まだ機体の調整を続けている段階なので、それさえ終われば機体に改良を加えられるようになると思う」

5:ナイジェル・ラム
「満足しているが、5位という結果は少し残念だ。この順位が続くようになってしまっている。ロヴィニでは新しい昇降舵を試したので慣れるまでに時間がかかったが、タイムには満足しているし、もう少し時間をかければもっと速く飛べるようになるだろう」

6:マティアス・ドルダラー
「ライン取りは上手くいっていたが、誰にも知られたくなかった。ラウンド・オブ・8ではペナルティを受けてもマルティン・ソンカを上回れそうなタイムが記録できたので、次のブダペストが楽しみだ。改良のアイディアもあるが、それを実際に試すかどうかは分からない」

7:ピート・マクロード
「ファイナル4まで残れなかったのは残念だ。良いフライトが2本あったが、高度でペナルティを受けてしまった。今日は惜しかった。限界ギリギリを攻めなければ勝てない」

8:ポール・ボノム
「今日は攻めた。データを振り返ると、オーバーGはわずか0.06秒だった。これはもはや筋肉の微動レベルだ。マット(ホール)とチャンピオンシップで並んだが、これでシーズンが面白くなってきた。また予選もトップ5が100分の2秒以内にひしめくという状況だったので、今シーズンは本当に面白くなってきたと思う」

9:ニコラス・イワノフ
「昨日は機体の状態に関しては好感触だったが、フライトが悪かった。そして今日は感触も良くなかった。予選最下位の場合はラウンド・オブ・14で相当プッシュして、他のパイロットたちにプレッシャーをかけなければならないが、上手くいかなかった。ただしチームには満足している。良い仕事ができている」

10:室屋義秀
「あと少しでロヴィニの最速タイムが記録できました。ピート(マクロード)がかなりプッシュしていたので、僕もプッシュしなければならない状況でしたが、ゲート10の進入角度を間違えてしまいました。新しい機体は徐々に良くなってきています。このまま調整を続けていかなければなりません」

11:カービー・チャンブリス
「ゲート通過高度をいつミスしたのか覚えていない。マイケル・グーリアンが素晴らしいフライトを見せたので自分も追いつこうとしたが、集中しすぎて、高度をミスしたことに気が付きさえしなかった。愚かなミスなので非常に残念だ。チームも落胆しているが、成長を続けたい」

12:ピーター・ベゼネイ
「パーフェクトなコンディションの中、素晴らしいレースだったと思う。タイムはここのところ伸びていないので、機体の限界なのだろう。素晴らしい機体だと思うし、気に入っているが、Red Bull Air Raceには向いていないようだ」

13:フアン・ベラルデ
「ペナルティを受けたが全体としては良かったと思う。成長できていると思うし、結果こそ伴っていないが、安定したフライトができるようになっている。ようやく機体に改良を加える時間が取れてきたので、タイムを伸ばすように努力したい。キャノピーを変更するので、軽量化が図れるし、結線も変更する予定なので、空気抵抗が減り、スピードが出せるようになると思う。ただし、それが実際機能するかどうかは蓋を開けてみないと分からない」

14:フランソワ・ルボット
「シケインは自信があったので、タイトに飛ぼうとしたがタイトすぎて上手くいかなかった。修正できるミスなので気にしていない。気になるのはリラックスしたフライトをしても、攻撃的なフライトをしてもタイムに反映されないという点だ。フランスに機体を持ち帰って調整したい」