予選終了後のパイロットコメント

マスタークラスのパイロットたちが予選後にコメントした。

今日の千葉は雨の影響を受け、マスタークラスのパイロットたちにとっては忙しい1日となった。トレーニング直後に予選を戦うことになった彼らの予選後のコメントを紹介する。

1位:ニコラス・イワノフ(フランス)
「タイムには満足している。2本目が良かった。1本目はゲート4の進入角度でミスをして、オーバーGになってしまった。自分のフライトには満足しているが、明日また同じフライトができるかどうかは分からない」

2位:マティアス・ドルダラー(ドイツ)
「2本目が良かった。千葉は高速トラックなので簡単にオーバーGになってしまう。その点に注意して飛んだ。僕が飛んだあとは急速に気温が下がったので、僕のあとに飛んだパイロットは楽だったと思う」

3位:ポール・ボノム(英国)
「今日は楽しめた。メンタルをしっかり整えて、フライト時にその努力が報われるのは嬉しい。トレーニングと予選では風が完全に違ったが、風の影響でトラックの様相が変わることは想定していたので、強風の中での自分のフライトには満足している」

4位:マット・ホール(オーストラリア)
「予選は風が強かった。南東の風が強く、ゲート3、4、5を抜けるのが難しかった。風の影響が数センチのミスに繋がったパイロットもいた。自分の機体にはまだ完全には満足していない。フライトを重ねれば調子も上がってくるだろう」

5位:マイケル・グーリアン(米国)
「自分の望み通りのラインで飛べた。高速トラックなので、いかにラインに沿えるかが重要だ。今日はオーバーGに苦労した。高速トラックゆえにバーチカルターンではどうしてもオーバー気味になる。水平飛行時は簡単に時速370kmに達してしまうので、明日もスピードに注意したい」

6位:マルティン・ソンカ(チェコ)
「中盤のゲート3と4がテクニカルなので、明日はペナルティをいかに回避できるかがカギになる。南風が吹いた場合は特に難しくなるだろう。クリーンかつスムーズなフライトをすることが重要だ。トラックは非常に直線的なので、オーバーGになりやすい。高いスピードを得られる分、簡単にオーバーGになる。慎重に飛ばなければならない」

7位:カービー・チャンブリス(米国)
「オーバーGの対処に苦労した。自分で勝手に予想して飛び込んでいく感じだ。パイロンを抜けてから操縦桿をできるだけ強く引こうとすると、簡単にオーバーGになって放り出されてしまう。だが、自分のタイムは徐々に伸びていると思う」

8位:フアン・ベラルデ(スペイン)
「タイムには満足している。トレーニングと予選の間にビデオとデータを分析して、1秒縮めることができた。正しいラインが取れていたと思うし、バーチカルターンも上手くいった。予選はまだタイムを縮められる余地があったと思うし、明日のためにこれからデータの分析と比較をするつもりだ」

9位:室屋義秀(日本)
「良い内容だったと思います。機体の設定はまだまだですので、今夜はデータを分析してベストな方向性を探るつもりです。天候が不安定なので、今回は非常に難しいレースになっています。他の設定も試すためにトレーニングの時間がもう少しあれば良かったですね」

10位ピート・マクロード(カナダ)
「レーストラックに戻って来られて嬉しい。自分はバーチカルターンでタイムを失っている。明日はそのバーチカルターンが勝負の分かれ目になると思う。予選結果はあまり気にはしていない。それよりもラウンド・オブ・14をどう戦うかが重要だ」

11位:ナイジェル・ラム(英国)
「特に嬉しくはない。新しいラインを試して好タイムを狙ったが、上手くいかなかった。自分が飛んだ時は風速28km/hの追い風が吹いていて、トレーニングとは全く違う状況だった」

12位:ハンネス・アルヒ(オーストリア)
「自分のフライトを修正したので、オーバーGはしなかった。これ以上ペナルティはもらいたくなかった。明日はバーチカルターンがカギになると思う。あそこはミスをしやすいし、実際にミスしていたパイロットも多かった」

13位:ピーター・ベゼネイ(ハンガリー)
「Gがかかっている状態でエンジンをリーンにできない。燃料流量の設定が上手くいかず、エンジンをリーンにすると機体が揺れてしまう。そのため全開に設定しなければならず、結果的にタイムを失ってしまった」

14位:フランソワ・ルボット(フランス)
「技術的な部分で問題があり飛べなかった。非常に残念だ。右のマグネトー(点火装置の一部)が故障した。ワイヤーだけの問題であれば簡単に直せるのだが、マグネトー自体が故障している場合は、深刻な状況に陥るだろう」