アブダビ予選:マット・ホールが首位通過

Red Bull Air Race 2016開幕戦アブダビの予選が開催され、マット・ホール(オーストラリア)が58秒079の好タイムで首位通過を決め、オフシーズンでテクニックが鈍らなかったことを証明した。

Matt Hall Red Bull Air Race Pilot

2位には0.189秒差でマティアス・ドルダラー(ドイツ)が入った。アブダビ入りをしてから1分を切るタイムを3回記録していたドルダラーは、マット・ホールがタイムを上回るまでは首位をキープしていた。

 

予選はまず、マイケル・グーリアンが素晴らしいフライトで59秒184を記録して首位に躍り出ると、後半まで首位に留まり続けたが、ドルダラーとホールがグーリアンのタイムを上回ったため、最終的に3位通過となった。室屋義秀も1本目でグーリアンのタイムに迫るフライトを見せたが、2本目でセーフティラインを越えてDQ(失格)となり、追撃のチャンスを逃して4位で終えた。

続く5位に入ったニコラス・イワノフ(フランス)、そしてチェコ出身のマルティン・ソンカとペトル・コプシュタインも室屋と同じく2本中1本がDQとなり、1本分のタイムだけで勝負しなければならなかった。ソンカとコプシュタインはそれぞれ10位、11位に沈んだが、マスタークラスデビュー戦となったコプシュタインは1本目に集中したアグレッシブなフライトを披露。マスタークラス昇格にふさわしい成長を見せた彼にはシーズン後半に表彰台に絡んでくる可能性も感じられた。2本目は力が入りすぎてしまいDQとなったが、1本目はデビュー戦としては問題ないタイムであり、ラウンド・オブ・14へ向けての自信になるだろう。

フランソワ・ルボットは2本目でクリーンなフライトを披露したものの、全体を通じてスピード不足に悩まされ、1分02秒135で12位に沈んだ。コプシュタインと同じく今シーズンからマスタークラスに参戦しているピーター・ポドランセック(スロベニア)は1本目でDQ、2本目も2秒のペナルティを受けて13位に終わった。2本目はペナルティさえなければ、自己ベストを更新できていた可能性もあったが、いずれにせよ決勝レース日に活かせるポジティブな結果だった。一方、ポジティブな1日にならなかったのがカービー・チャンブリスで、1本目で最大荷重を超過しでDNF(ゴールせず)を受け、最下位に沈んだ。

マスタークラス予選最終結果:

決勝レースは3月12日日本時間午後7時からスタートする。2016シーズン開幕戦の表彰台に上るのは誰になるのか?是非楽しみにしてもらいたい。