表彰台を狙うベラルデ

スペイン人マスタークラスパイロットがシュピールベルクを振り返りつつ、千葉に向けた思いを語った。

Velarde was fastest in Qualifying in Spielberg

フアン・ベラルデが2016シーズン第2戦シュピールベルクの予選を首位で終えた瞬間、決勝レースでベラルデがWorld Championship初ポイントを獲得するのは確実かと思われた。しかし、ベラルデは勇み足を踏んでラウンド・オブ・14でオーバーGとなり、DNFを記録。初優勝の夢は一瞬にして消えた。ベラルデはこの苦い経験から何を学び、どう活かすつもりなのだろうか? 本人に話を聞いた。

シュピールベルクの結果には満足していますか? 落胆していますか?
フアン・ベラルデ:落胆していないと言えば嘘になるが、予選はパーフェクトだったと思う。タイムが素晴らしかったというのもあるが、何よりも自分たちの努力と練習とチームワークが報われたというのが嬉しかった。あのタイムからは、自分たちが正しい方向へ向かっていること、そしてその方向を維持する必要があるということが分かった。

シュピールベルクの予選の好調を千葉でも維持するためにどんな準備をしてきたのでしょう?
フアン・ベラルデ:チームで集まり、レースで何が起きたかを分析し、その原因を解明してきた。データを見直して、クリアな結論を導き出すこともできた。シュピールベルクで起きたことから学んだことを活かし、千葉ではミスを犯さないようにしたい。千葉で飛ぶのを楽しみにしている。機体に乗って自分たちが何を学んだのかを示したい。

千葉は2016シーズン唯一の開水域の海上レーストラックですが、特別な準備をしているのでしょうか?
フアン・ベラルデ:毎シーズン、アスコットのような一部が水上のレーストラックを含めた水上・海上レーストラックに向けた特別講習を受けている。今シーズンも既にアブダビで水中訓練を受けたので、問題が起きても対応できるはずだ。レース自体に話を移せば、千葉は他のレーストラックよりも距離があるので、スピードが出せる機体でなければ勝利できない。私たちのようなウィングレットが装着されていない機体の方が有利かもしれない。

千葉を含めた残りのシーズンの目標を教えてください。
フアン・ベラルデ:結果が出せることが分かったので、このまま進んでいきたい。今シーズンの目標は、安定した結果を出すことだ。残りすべてのレースで表彰台を狙っていきたい。