ブダペスト:予選 パイロットリアクション

マスタークラスパイロット14名が予選後にコメントを発表した

McLeod all smiles today

Red Bull Air Race World Championship 2017シーズン第4戦ブダペストの予選が開催され、ピート・マクロードが首位通過を決めた。予選を終えたマスタークラスパイロット14名のコメントを紹介する。

 

室屋義秀

ソリッドなフライトができたのでハッピーです。スムースな内容だったと思います。大気の状態も良かったので、セーチェーニ鎖橋の下を楽しく飛ぶことができました。レーストラックも気に入っています。今日は好タイムが記録できました。明日の準備は整っています。対戦相手が誰であろうと、上回れる自信があります。プランに沿いながら安定したフライトを続けるだけです。

 

マルティン・ソンカ

2本目の内容には満足していないが、予選は運に左右されるものなので、4位という結果には満足している。今日は1本目を慎重にフライトして2本目で攻めようと思っていたが、1本目でオーバーGを記録してしまった。しかし、大事なのは決勝レース日だ。対戦相手によって左右される部分もあるが、明日が全てだ。

 

マティアス・ドルダラー

オーバーGを記録してしまった。制限の12Gも超えてしまったが、スピードを狙えばこうなってしまう時がある。明日はいきなりヨシ(室屋義秀)と対戦する。どうなるかは分からないが心配はしていない。レーストラック、そしてレース全体に対して自信を持てている。

 

ペトル・コプシュタイン

満足している。もっとプッシュできたが、タイムシートに結果を残す必要があったので無理はしなかった。2本目は1本目よりもプッシュしたが、エンジンが過熱してしまった。明日は、今やれていることを繰り返してどうなるかを見守りたい。もちろん、ファイナル4進出を目指している。

 

ピート・マクロード

カナダの建国記念日を現地で祝うことはできなかったが、予選首位通過で祝いたいと思う。今日のコンディションは良かった。シンプルなレーストラックなので、スムースで効率的なフライトを意識し、あとは機体に任せた。これが上手くいっている。もちろん、ハイGターンではミスが許されない。ブダペストでは何回かオーバーGが記録されているので、全パイロットが注意する必要がある。(予選首位通過は)第3戦千葉と同じ展開だが、千葉やブダペストのような高速のレーストラックでは限界ギリギリのフライトをしているので、限界を超えないように注意したい。ブダペストで好結果を残すためには多少の運が必要だ。首を痛めているので、今日は2本目も攻めなければならない展開にはしたくなかった。結果的に1本目で好タイムを出せたので、2本目は無理をしないで済んだ。決勝レース日でプッシュする必要はない。今日と同じ内容を繰り返すだけだ。

 

マイケル・グーリアン

今日の内容には満足している。狙い通りのフライトができた。今日は自分のRed Bull Air Raceのキャリアを通じて、予選、レースを問わず最も安定したフライトができたので、非常にハッピーだ。決勝レースでは同じ内容を繰り返す必要があるが、ピート(マクロード)の速さの理由も探っておきたい。

 

フアン・ベラルデ

午前中のフリープラクティスよりも予選の方が内容は良かった。ラインもベターだったのでゲート7に高速で進入したが、その結果、オーバーGを記録してしまった。Gフォースはそこまでかかっていないはずだと感じていたが、ターン開始時に12.7Gを記録してしまったので、苦しい立場に追い込まれてしまった。ラウンド・オブ・14では、今日最速だったピート(マクロード)と対戦する。敗者最速でのラウンド・オブ・8進出を狙うにしても、全力を尽くさなければならない。レースでは何が起きるか分からないので、とにかく自分のフライトに集中したい。

 

ピーター・ポドランセック

腕に軽い痛みがある。今日の午前に行われたフリープラクティス3で筋肉を痛めてしまったので、今は腕を固定している。今日はいつもよりGフォースがかかっていないと感じていたので、オーバーGを記録したことには驚いている。腕を痛めていることを考慮すれば、2本目のタイムは満足できるものだった。第5戦カザンまでに腕を治したい。明日は、体調さえ良ければ1分1秒台は記録できると思う。

 

カービー・チャンブリス

金曜日のコンディションが酷かったので、今日のスムースなレーストラックは気持ちが良かった。自分のタイムに満足していたが、ピート(マクロード)が59.5秒台を記録したので、自分のフライトにはまだどこか問題があるということに気が付いた。勝負は明日だ。レーストラックのコンディションががらりと変わる可能性があるのでしっかり準備したい。

 

ニコラス・イワノフ

午前のフリープラクティスと比較すると1秒遅かった。午前と午後では機体の感触が異なっていた。予選がプレッシャーになっていたのだろう。快適なフライトではなかった。決勝レース日はあらゆるリスクを負ってスピードを出したい。好タイムを記録する必要がある。

 

マット・ホール

新機体は好調だ。第3戦千葉でオーバーGを記録していたことと、昨日のラフなコンディションを踏まえて、今日はやや守りのフライトになった。明日はもっとスピードを出せるはずだ。その点についてはかなり自信を持っている。自分たちのパフォーマンスには満足している。第2戦サンディエゴ以来、新機体への自信を大きく深めているが、ハイGターンでの機体のコントロールにはまだ慣れている段階だ。

 

クリスチャン・ボルトン

満足できる内容ではなかった。2本目にミスをしてしまった。オーバーGを記録してしまったのはいただけない。決勝レース日はクリーンなフライトをする必要がある。タイム自体は悪くないので、ラウンド・オブ・14では対戦相手を気にせず、クリーンなフライトをすることに集中したい。

 

ミカエル・ブラジョー

今日は好感触が得られた。予選では別のラインを試した。それまで採用していたラインはリスクが大きかったので、予選ではリスク回避を重視したラインを採用した。その結果、スピードは出せなかったが、自信は得られた。今日の内容には満足している。しかし、ラウンド・オブ・14までに考えるべきポイントはいくつもある。決勝レース日はどのパイロットにとっても面白いレース展開になるだろう。

 

フランソワ・ルボット

今日は全体的に良かったと思う。レーストラックと新機体、そして新機体の制御方法について学ぶことができた。予選8位通過というのはこれまでなかった好結果なので満足している。上位との差もそこまで大きくない。これは自分たちの成長の証明だ。新機体の調子も上がってきているので、上位と戦えるようになるはずだ。あとは機体の正しい扱い方を学ぶだけだ。

 

Information

Red Bull Air Race World Championship 2017シーズン第4戦ブダペストの決勝レースは7月2日に開催。Red Bull TVによるライブストリーミングはこちら>>