インディアナポリス:フリープラクティス・リアクション

フリープラクティス1・2を終えたマスタークラスパイロットのコメントを紹介

Dolderer straps in for action

インディアナポリス・モーター・スピードウェイで、2016 Red Bull Air Race World Championship第7戦のフリープラクティス1・2が行われた。非常にテクニカルでラインの選択肢も多いこのレーストラックを飛んだマスタークラスパイロット全14名のコメントを紹介する。

 

マティアス・ドルダラー

モータースポーツの長い歴史を持つこのロケーションを飛べるのは光栄だ。スタートゲート進入スピードは自分のキャリアの中で最も遅いものだった。非常にテクニカルなレーストラックで、ラインの選択肢が多い。最適なラインさえ見つければ、スムースなフライトができる。バーチカルターンがタイムのゲインとロスに繋がってくるので、ミスをしないようにしたい。

 

マット・ホール

今週は胃腸の調子が悪く、フリープラクティス1のあとも気分が優れなかったので、午後は休息に充てる方がベターだと考えた。1本目には満足している。明日またフレッシュなスタートを切りたい。体調が良くなっていることに期待したい。

 

カービー・チャンブリス

非常に興味深いレーストラックだ。各ゲートで0.1秒削りたいと考えている。ここで勝利をするには、ベストラインになるべく沿うような、ギリギリのフライトで攻める必要がある。審査対象にならないような無難なフライトでは勝てないだろう。

 

ニコラス・イワノフ

レーストラックはデータではハードでタイトに見えていた。2.5ラップを終えた今は、かなりフィジカルなレーストラックという感想だ。スタートゲート進入スピードは140ノット前後とかなり遅いので、最初はゆっくりと考える時間がある。これは嬉しいサプライズだった。1本目は快適なフライトではなかったが、2本目は上手くフライトできたので、自信を得られた。気分が良ければ、攻めのフライトができるようになる。

 

マルティン・ソンカ

他とは違うユニークなレーストラックだ。重要なセクションは、90度旋回しながら上昇するバーチカルターンだ。ここでタイムが大きく変わってくるだろう。スタートゲート進入スピードは最も遅く、同じスタンディングスタートのアスコットよりも更に10ノットほど遅いので、繊細な操縦で機体のエナジーを高めていく必要がある。ベストラインは見極めたつもりだが、明日は風向きも変わっているので、再確認する必要がある。

 

ナイジェル・ラム

スタンディングスタートはかなりタフだ。ゆっくりとスタートしてエナジーを高めていき、レーストラックへ進入する。エナジーがどう高まっていくかで、選択するラインが変わってくる。バーチカルターンは高難易度で、1分強で22のゲートを通過しなければならない。他とは違うレーストラックだ。

 

室屋義秀

かなりチャレンジングなレーストラックです。アップダウンも多いですが、フライトは楽しいですね。マスタークラスにとってスローなスタートは問題ないですが、チャレンジャークラスは苦労するかもしれません。明日は別のラインを試したいと思っています。

 

ピート・マクロード

レーストラックは気に入っている。テクニカルなので自分たちには向いているが、他のパイロットは数多くのペナルティを受けていた。高速飛行にはチャレンジングなレーストラックだが、個人的には操縦を楽しんでいる。快適に飛べているし、思考もついてきているので、レースには有利に働くはずだ。オープンなレーストラックよりもこのようなタイトなレーストラックが好きなので楽しみだ。カナダから応援に来てくれるファンがいるし、両親と姉も応援に来てくれるので、いつもより騒々しくなるが、時差がないのが嬉しい。時差ボケを感じずにレースに臨む感覚は久しぶりだ。

 

マイケル・グーリアン

色々と試そうとしたが、今日は2本だけしか飛べなかったので、自分のリズムを掴めなかった。時間が足りなかったが、明日には準備が整っているだろう。

 

フアン・ベラルデ

高難易度のテクニカルなレーストラックだ。ラインの選択肢が多い。レーストラック上のいくつかのセクションでベストラインを発見したので、それらを上手く繋ぎ合わせて、ひとつのベストラインを組み上げたい。

 

フランソワ・ルボット

今日は楽しく飛べた。快適なフライトだった。スタートゲート進入スピードが遅いので、1周目はウォームアップのような感じで、2周目に向けてラインを確認しながら飛べる。好タイムを出せると思うが、何よりも大事なのは楽しんで飛ぶことだ。

 

ピーター・ポドランセック

問題なく飛べるレーストラックだが、ミスをせず、正確に飛ぶ必要がある。アップダウンが激しいので非常にチャレンジングだ。バーチカルターンが勝負を分けるセクションになるだろう。

 

ペトル・コプシュタイン

データでは非常に難しいレーストラックに見えていた。今日は狙い通りのタイムを出せなかった。予想していたよりも楽なレーストラックだったので、面食らってしまった。今日のラインには満足していないが、大きなミスはなかった。明日はコンマ数秒削れるはずだ。

 

クリスチャン・ボルトン

今日は良かった。レーストラックは気に入っている。スタンディングスタートなので難易度は高い。また、ゲート間隔が詰まっているセクションがあり、そこでは機体の姿勢を修正する時間がない。機体とチームには大きな手応えを感じている。