カザン:予選はドルダラーが首位 室屋は5位

元王者のドイツ人パイロットがベストフォームを取り戻し、首位通過を果たした

Dolderer dominated Qualifying

Red Bull Air Race World Championship 2018シーズン第5戦カザンの予選が開催され、ワールドチャンピオン獲得時のベストフォームを取り戻したマティアス・ドルダラー(ドイツ)が、52.615秒で首位通過を果たした。現在総合首位に立ち、2018シーズンを通じてトラックレコード更新を2度記録しているマット・ホール(オーストラリア)は苦戦を強いられ、ドルダラーから1.394秒遅れの54.009秒でフィニッシュ。予選を9位で終えた。

ドルダラーに続く2位で予選を通過したのはマイケル・グーリアン(米国)だった。1本目は54.699秒と大きく出遅れたグーリアンだったが、2本目で集中し直してタイムを2秒近く縮めることに成功。ドルダラーからわずか0.205秒遅れの好タイムで初日を終えた。

2017シーズンからカザンで安定したタイムを残し続けているフアン・ベラルデ(スペイン)が52.969秒で3位通過を果たした。予選で53秒の壁を突破できたのはベラルデまでの3パイロットだけとなった。ベラルデに続く4位には、マスタークラス5戦目のルーキーパイロット、ベン・マーフィー(英国)が入った。マーフィーは決勝レース日のラウンド・オブ・14で、予選11位のペトル・コプシュタインと対戦することになった。

5位には53.351秒を記録した現ワールドチャンピオン、室屋義秀(日本)が入り、6位にはミカエル・ブラジョー(フランス)が入った。ブラジョーはラウンド・オブ・14で総合首位ホールとの対戦が決まった。ホールは予選のタイムに満足していないが、落胆もしておらず、予選直後のポール・ボノムとのインタビューの中で「レーストラックが少し変わっていたようだ。予定していたラインを飛んでいなかった。映像を見直して、データをチェックするつもりだ。そこまで心配はしていない。今日は予選に過ぎない。ここ2日間は全体的に好調だ」とコメントした。

第4戦ブダペストを制したマルティン・ソンカ(チェコ)もホール同様カザンのレーストラック攻略に苦しんだ。ベストラインを見出せなかったソンカは予選を12位でフィニッシュし、日曜日のラウンド・オブ・14でベラルデとの対戦が決まった。

 

2018シーズン第5戦カザン:マスタークラス予選最終結果

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