マスタークラス:フリープラクティスリアクション

マスタークラスの全パイロットのフリープラクティス後のコメントを紹介する

Yoshi Muroya delights on home soil

天候変化が激しいレーストラックとして知られる千葉。金曜日に行われたフリープラクティスでも予想通り午前と午後でコンディションが変わったが、経験豊かなマスタークラスのパイロットたちは見事なフライトを披露した。全16人のフリープラクティス後のコメントを紹介する。

 

◆マティアス・ドルダラー

午前も午後も風が強く、正しいラインとゲート通過のアングルを取るのに苦労した。レーストラック自体は難しくはないが、最速ラインを取るのが難しい。風が厄介で、常に自分をアジャストしなければならない。思考スピードを速くして、素早く計算をする必要があるが、高速のレーストラックなのであまり余裕がない。

◆ニコラス・イワノフ

午前は天候もまずまずでフライトも悪くなかったが、いくつかミスがあったので、午後で修正しようとした。しかし、風が強くなったので、さすがに1本目を上回るのは難しいだろうと思ったが、実際はバンピーではなく、まずまずだった。とはいえ、午後も後半のバーチカルターンで同じミスをしてしまった。複雑なレーストラックという印象だ。

◆ハンネス・アルヒ
1本目でオーバーGにならなかったのは嬉しかった。このレーストラックでは簡単にオーバーGになってしまうので、そうなっても仕方がないと思っていた。リズムと流れを掴もうとしている。高速のレーストラックなので失速する余裕はない。一度でも失速すればペースを取り戻すのは不可能だ。

◆ピート・マクロード
午後は風が強くなったが、問題にはならなかった。このレーストラックは気に入っている。昨年より良くなったと思う。ロングストレートのレーストラックなので、高速の機体が有利だが、風が吹けばこちらにもチャンスはある。ストレートなレーストラックなので、全パイロットを通じてパイロンヒットが多かったのは意外な結果だ。

◆カービー・チャンブリス
今日はパーフェクトなコンディションだった。基本的に風は弱かったが、風によってシビアなコントロールが求められるセクションがいくつかある。タイムの短縮を目指しているが、エンジンが好調なので期待できる。他の部分も上向きになってくれればと思っている。

◆ナイジェル・ラム
午前の1本目はあまり良くなかったが、基本的に1本目は良くないので、気にしていない。2本目のタイムは良かったが、ミスの修正に追われてスピードを落としてしまった。明日に向けて修正すべきポイントがいくつかあるが、まずはアナリストの意見を聞くつもりだ。

◆フランソワ・ルボット
予想通りの1日になった。千葉に向けて真剣にリハーサルに取り組んできたが、今日は6回のフライトでペナルティを一度しか受けなかったので、その努力が実を結んだと言えるだろう。戦う準備は整っている。今日のフライトには満足しているが、トップに平均3秒も遅れてしまったので、タイム的には納得がいっていない。昨年よりは速いタイムだが、タイムを伸ばすのに苦労している。機体の調整が必要だが、それは今やることではない。今日はパイロンヒットもミスもなかったので満足だ。

◆マット・ホール
風が強くなってきているが、今日の内容には満足している。基本的に自分のチームは1本目を得意としているが、今日の午前中も好調だった。事前に準備していたラインが上手く機能した。午後の2本目は安全策を取ったが、0.5秒遅れに収めることができた。何よりも嬉しいのは、背中の調子が良いことだ。背中の調子が不安なまま千葉に来たが、今日のフライトを終えて自信を取り戻すことができた。

◆マイケル・グーリアン
レーストラックでは何の問題もなかった。もっと苦労すると思っていた。しかし、気を抜けば機体がラインから外れてしまうセクションが数多く存在する。特に、次のゲートに向けて正しい姿勢を取らなければならないバーチカルターンはミスが許されない。

◆ピーター・ポドランセック
2つのバーチカルターンは非常にタイトだが、他のセクションはスムースだ。千葉のバーチカルターンは直後のゲートに向けて姿勢を修正する余裕がないので、難しい。機体は非常にスムースに飛んでいるが、もう少しパワーを引き出したい。

◆室屋義秀
午後の2本目のフリープラクティスは、トップタイムを記録したことに気付いていませんでした。嬉しいですね。千葉のレーストラックはレイアウトが良いですし、クルージングしているような感覚が得られたので、明日もその感覚を得る必要があります。今年の千葉は昨年とは違います。千葉に向けた練習と機体の調整はできましたが、それでも難しいですね。ですが、今日のところは問題ありません。どのパイロットも好調ですし、皆さんに観に来て頂きたいですね。

◆マルティン・ソンカ
スピーディでナイスなレーストラックだ。バーチカルターンでオーバーGにならないように注意する必要がある。今日のコンディションはパーフェクトだったが、明日の風がどうなるか見守る必要がある。風によっては完全に違うレーストラックになるだろう。機体はアブダビよりかなり良くなっているが、まだ調整する必要がある。

◆フアン・ベラルデ
トリッキーだが面白いレーストラックだ。風によって難しくなるセクションが3つある。今日は風が弱かったが、明日の予報は20ノットなので、今日とは違うラインになるだろう。ゲート8とゲート9もタイトになるはずだ。

◆ペトル・コプシュタイン
今日は良かった。午後の2本目はクリーンなフライトができた。自分たちが求めるフライトができているし、細かい部分の調整も上手くいっている。また、タイムはフライトごとに良くなっている。明日は風が強くなるようだが、レーストラックがトリッキーになれば接戦になるので、自分たちにとっては有利な展開になるだろう。