ポルト:フリープラクティス1&2結果

第6戦の初日はピート・マクロードとピーター・ポドランセックがトップタイムを記録した。

McLeod outpaced his rivals

Red Bull Air Race World Championship 2017シーズン第6戦ポルトのフリープラクティス1&2が行われ、フリープラクティス1はこの日最速タイムを記録したピーター・ポドランセック、フリープラクティス2はピート・マクロードがトップに立った。一方、スムースなフライトがカギになるポルトで、室屋義秀とクリスチャン・ボルトンは2本共にDNSとなった。

室屋とボルトンは機体のテクニカルトラブルが原因で、フリープラクティスを2本ともキャンセルした。現在両チームは土曜日のフリープラクティス3と予選に向けて、問題解決に取り組んでいる。

ポルトのレーストラックでの初フライトになったフリープラクティス1は、いつも通り緊張感が漂う中で行われた。しかし、3番手で登場したポドランセックは1本目で1分7秒052を叩き出し、この日最速タイムを記録した。現在2連勝中のカービー・チャンブリスも途中までこのタイムに迫るスピードを見せていたが、ゲート通過姿勢で2秒のペナルティを受けてしまい、9位に沈んだ。2位にはハイスピードフライトを得意とする現在総合4位のピート・マクロードが0.732秒遅れで入った。ポドランセックはマスタークラス昇格後初となるフリープラクティストップを記録した。

3位には、空力面にいくつかの修正を加えてポルト入りしていたフアン・ベラルデが1分7秒832の好タイムで入った。4位にはペトル・コプシュタインが入った。

現ワールドチャンピオンのマティアス・ドルダラーはポルトのレーストラックに振り回され、4秒のペナルティを受けて最下位となる12位に終わった。また、現在総合2位のマルティン・ソンカもペナルティを受けてしまったが、ペナルティがなければこの日最速タイムを記録できていた。

フリープラクティス2はフリープラクティス1よりも厳しいコンディションだったが、ピート・マクロードが1分7秒414を記録してトップに立った。風が強まり、ラインを再考する必要が生じていた中、2位には第5戦カザンで表彰台を記録していたマイケル・グーリアンが0.054秒遅れで入った。3位にはマルティン・ソンカ、4位にはマット・ホールが入った。

優勝候補のカービー・チャンブリスは、フリープラクティス2でも3秒のペナルティを受けてしまい、12位に沈んだ。一方、王者ドルダラーは午後に入って調子を上げ、5位に入った。

ポルトは減速区間がほとんど存在しない高速レーストラックのため、スタートゲート通過速度が200ノットから180ノットに下げられているが、フリープラクティス1&2の結果を見る限り、このルール変更に数人のパイロットが苦しめられているようだ。予選でペナルティやDNFを受けないためには、エアスピードインディケーター(ASI)に気をつけながらフライトする必要があるだろう。Red Bull Air Race World Championship 2017シーズン第6戦ポルト、Red Bull TVのライブストリーミングはこちら>>

 

マスタークラス:フリープラクティス1結果

 

マスタークラス:フリープラクティス2結果