ポルト:予選 パイロットリアクション

2017シーズン第6戦予選後のマスタークラスパイロットのコメントを紹介する

McLeod outpaced his rivals, again

Red Bull Air Race World Championship 2017シーズン第6戦ポルトの予選が開催され、カナダ人パイロットのピート・マクロードが4戦連続首位通過を決めた。予選終了後のマスタークラスパイロットのコメントを紹介する。

 

カービー・チャンブリス

色々なドラマが起きたが、個人的には良い1日だった。予選2位は問題ない結果だ。明日がどうなるか見守りたい。ラウンド・オブ・14ではフアン(ベラルデ)と対戦するが、彼は速い。というよりも、全パイロットが優秀なので、誰が相手でも油断はできない。対戦相手がオーバーGをしない限り、余裕を持ったフライトはできないだろう。タイム差はほとんどないので、誰が優勝してもおかしくないが、自分たちが表彰台の頂点に立てればと思っている。

 

マルティン・ソンカ

今日の前半はパーフェクトで好タイムも出せたが、後半はそこまで良くなかった。何が起きたのかを分析する必要があるが、バーチカルターンの一番気をつけなければならないタイミングで機体をストールさせてしまったのが、タイムを大きく失うことに繋がった。決勝レース日に向けて良いレッスンになった。フリープラクティスでやれていたことを再現するだけだ。

 

ピート・マクロード

ポルトのファンの皆さんに感謝の気持ちを述べたい。素晴らしいロケーションで、ファンも最高だ。情熱に溢れている。ポルトに戻って来られたこと、そして予選を首位通過できたのはスペシャルだ。どのレースでも予選首位は嬉しい。今シーズンは好調だが、まだ優勝できていない。機体は好調で、チームも結束しているが、決勝レース日で良い結果を残すためには多少の運が必要だ。今シーズンは2位を2回記録しているが、この結果に満足できていないという事実が、自分たちの成長を物語っていると思う。ポルトのレーストラックは高速なので、自分の仕事をすれば、優勝できるチャンスがあると思っている。高速でフライトし、好タイムを記録する。これを続けることがゲームプランだ。これ以外は必要ない。レーストラックで素晴らしいフライトを続けるだけだ。レースコントロールから「君がトップだ」と伝えられることだけを望んでいる。

 

ペトル・コプシュタイン

フリープラクティス3で新しいスタイルを試してみたが、上手くいかなかったので、元のスタイルに戻して予選を4位で終えた。2位から4位までは0.4秒ほどしか差がないので接戦だ。結果には大いに満足している。ラウンド・オブ・14はニコラ・イワノフとの対戦だ。彼とは以前も対戦した経験があるが、自分たちは全力でフライトするだけだ。レーストラックは難しくない。全てのバーチカルターンで攻める必要があるが、そのリスクを負うつもりだ。

 

マティアス・ドルダラー

今日のフライトには満足していないが、8年ぶりにポルトに戻って来られたのは嬉しい。美しいロケーションだ。川沿いのレーストラックは本当に素晴らしい。予選のフライトは守りすぎてしまった。オーバーGを恐れてしまったことがタイムに影響してしまった。自分のフライトをしっかり分析して、バーチカルターンで1~2秒削れるようにしたい。

 

マイケル・グーリアン

自分のフライトには満足している。ゲート2からゲート5までの間隔が非常に狭い。シケインに近づいて、バーチカルターンでハードターンをすれば、予選5位でも優勝できる可能性がある。ポルトのレーストラックはパーフェクトなフライトをするのが難しいが、それを目指す必要がある。ここでは他のレーストラックで許されるミスが許されない。決勝レース日は規律性を保つことが勝利のカギになるので、自分たちもそうする必要がある。

 

フアン・ベラルデ

フリープラクティス3のあと、着陸時にプロペラに物体が接触するアクシデントに見舞われてしまい、エンジン交換が必要になった。エンジン交換には最長10時間必要なので予選はキャンセルせざるを得なかったが、日曜日の朝にはテストフライトができるはずだ。テクニシャンのテッド・レイノルズがすでに作業を始めている。彼は非常に優秀だが、チーム全員でできる限りバックアップするつもりだ。

 

マット・ホール

今日の内容には満足している。これまでは機体のスピードを調整してきたが、ポルトでは操縦性を調整している。全ては、以前搭乗していたMXSの感触にできる限り近づけるためだ。今の機体でもMXSと同じようにペナルティを受けないスムースなフライトができることは分かっている。その意味で、スムースかつ正確にフライトできた今日のフライトには非常に満足している。バーチカルターンでまだプッシュできるが、安定したフライトができている。安定性はエアレースのカギだ。冷静に安定したフライトを続ける必要がある。自分たちの状態は把握できている。何が必要なのかも理解している。決勝レース日も、自分たちのプラン通りに進めれば、結果は勝手についてくるだろう。

 

ニコラス・イワノフ

予選を終えたが、満足できたかどうかについては何とも言えない。11位で終えたからだ。この結果はいただけない。というのも、フリープラクティス3のあと、かなり自信を持てていたからだ。午前中のフリープラクティス3から午後の予選まで良い雰囲気だった。機体の中で好感触が得られていたので、結果がついてこなかったことにとても驚いている。映像で確認する必要がある。

 

ピーター・ポドランセック

前日がかなり好調だったので、今日については何とも言えない。自滅してしまった。これまでハイGターンやバーチカルターンで12Gを超過したことはなかったが、今日1日で2回もオーバーGを記録してしまった。自分らしくないので、決勝レース日に向けて全てを見直す必要がある。今日の結果は受け止めるしかないが、明日はベストを尽くして、金曜日のフライトを繰り返したい。

 

ミカエル・ブラジョー

予選は1分7秒台が記録できたフリープラクティス3ほど良くなかったが、修正すべきポイントは把握している。予選はやや守りの姿勢が強すぎた。とはいえ、ラウンド・オブ・14でマイケル・グーリアンと対戦するのは楽しみだ。フリープラクティス3のフライトを振り返って、再現できるようにしたい。このまま準備を続けて、日曜午後の本番に備えたい。

 

フランソワ・ルボット

レーストラック上は快適だった。考えずにフライトしていた。こういうフライトも良い。明日は良い結果を出したい。

 

■Information 

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