千葉の特徴

海上のレーストラック、常に変わる風向き、湿度。第3戦千葉の特徴を挙げていく。

Whatever the weather

Red Bull Air Raceの日本開催が迫る中、パイロットとチームアナリストたちは一丸となり、ベストのレーシングラインの予想や、天候がタイムに与える影響などについて多くの時間を費やすようになっていく。

アップダウンのある地上レーストラックで行われた第2戦シュピールベルクに続く第3戦千葉は、シュピールベルクとは大きく異なる。シュピールベルクのレーストラックはオーストリアの山間に位置し、決勝レース日には雪さえも見られたが、千葉のレーストラックは海上に位置しており、6月の平均気温は21度と暖かい。このような温暖な気候でエンジンを問題なく作動させることは難しく、エンジンの温度を低く保てるパイロットが有利になる。

千葉は今シーズンのRed Bull Air Race World Championshipの全開催地の中で唯一の開水域のレーストラックのため、パイロットたちがこのレースのためだけに自分たちのスタイルを変更し、レーストラックに合わせていく必要も出てくる。

2015シーズンの千葉で優勝した前ワールドチャンピオンのポール・ボノムはこのユニークなレーストラックについて次のようにコメントしている。「昨年の千葉のレーストラックは非常に面白かった。あそこは風によってコンディションが大きく変わってくる。南西の風が吹けば、パイロットたちは片側に寄せられてしまうだろう。また、Red Bull Air Raceは高速飛行なので、バーチカルターンのあとに機体を正しく修正するのが難しくなる可能性もある」

千葉のレーストラックは開水域に設置されることから、他のレーストラックよりもパイロットたちが指標にできるものが少なく、また、好天となれば日光が海面で反射するため、レーシングラインを正確に保つことは更に難しくなるだろう。

高難易度の千葉のレーストラックを攻略するパイロットたちの姿を目の前で見たいという人は、今すぐここからチケットを購入してもらいたい。Red Bull Air Race World Championship第3戦千葉は6月4日・5日に開催される。また、両日共にredbullairrace.com/liveでライブストリーミング中継が行われるので、こちらも楽しみにしてもらいたい。