千葉:ラウンド・オブ・14 プレビュー

興奮の決勝レース日の幕開けを告げるラウンド・オブ・14。見逃せない対決が並ぶ全7ヒートをプレビュー

Muroya is up against McLeod

土曜の予選がキャンセルになったため、マスタークラスのラウンド・オブ・14は現在のチャンピオンシップの順位を元に組み合わせが決められた。番狂わせも大いに有り得る全7ヒートの見所をチェックしていく。

 

ヒート1

ピーター・ボドランセック vs. カービー・チャンブリス 
デビュー2戦目のシュピールベルクでマスタークラス初ポイントを獲得したピーター・ポドランセックは、この勢いに乗じて更なるポイント獲得を目指している。一方、難しいコンディションでのフライトを好むチャンブリスは千葉でもラウンド・オブ・8進出に自信を持っているはずだ。

ヒート2

室屋義秀 vs. ピート・マクロード 
室屋にとっては大勢の母国ファンからの声援が最大の後押しになるはずだ。初優勝を狙うことを公言している彼は金曜のフリープラクティスから好調で、不安要素はない。一方、現在チャンピオンシップ4位につけるマクロードも好調を維持している。高温時のエンジン不調を口にしている彼だが、今日の千葉の天候は彼にとって有利に働く可能性がある。

ヒート3

マイケル・グーリアン vs. ナイジェル・ラム 
このスポーツを代表する2人のレジェンドの直接対決は見逃せないカードだ。前戦シュピールベルクで表彰台フィニッシュを果たしたラムは、今回の千葉でも連続表彰台を狙ってくるだろう。また、今シーズン、プラクティスと予選では好調なパフォーマンスを見せているグーリアンだが、決勝レース日では失速傾向にある。千葉では好結果を残し、貴重なチャンピオンシップポイントを重ねたい。

ヒート4

マルティン・ソンカ vs. ハンネス・アルヒ 
シーズン開幕当初より機体に問題を抱えているソンカは、「まだ完ぺきとは言えないが、徐々に良くなってきてはいる」と千葉では手応えを感じているようだが、ラウンド・オブ・8へ進出するためには、攻めすぎてオーバーGにならないように気をつけたい。千葉の海上トラックを好むアルヒは今日も思いきり攻めてくるだろう。前戦シュピールベルクで表彰台フィニッシュを果たしたアルヒは、千葉でその再現を狙っている。

ヒート5

マット・ホール vs. フランソワ・ルボット
背中の不調を乗り越え、ベストのパフォーマンスへの復帰を目指しているホールは、昨年の千葉では2位に入っており、今年はもうひとつ上のポジションを狙ってくるはずだ。また、ルボットは自身のフライト内容に満足しているようだが、まだスピードが不足しているため、ホールに勝つにはハードワークが必要になる。

ヒート6

フアン・ベラルデ vs. ニコラス・イワノフ 
フライトごとに成長を見せているスペイン人パイロット、ベラルデは第2戦シュピールベルクの予選では最速タイムを記録。千葉のラウンド・オブ・14でもその再現を狙っているはずだ。一方、イワノフは今シーズン開幕戦アブダビを制するなど好調を維持しており、この千葉でも優勝候補のひとりに挙げられる。注目の対決だ。

ヒート7

ペトル・コプシュタイン vs. マティアス・ドルダラー 
今年からマスタークラス初参戦を果たしたコプシュタインだが、昨年の千葉でチャレンジャークラスを制しており、この経験が後押しになるだろう。しかし、彼の前に立ちはだかるのはチャンピオンシップで首位に立つドルダラー。パイロットとして最も脂の乗った時期を迎えつつある彼は、千葉でも好成績を残してチャンピオンシップでのリードの拡大を狙っているはずだ。

ラウンド・オブ・14の熱戦の模様はRed Bull TVでライブストリーミングされる。