千葉:ラウンド・オブ・14 プレビュー

決勝レース日初戦の見所をヒート別に紹介する

Bolton begins the day's racing

Red Bull Air Race World Championship 2018シーズン第3戦が決勝レース日を迎えた。ラウンド・オブ・14の全ヒートの見所を紹介しよう。

 

【ヒート1】

クリスチャン・ボルトン vs. ピート・マクロード

千葉入り後のボルトンはフライトごとに調子を上げているため、自信と共にラウンド・オブ・14に臨むだろう。1番手なのでレーストラックのコンディションに関する情報がないまま飛ばなければならないことが唯一の問題だ。土曜日のフリープラクティス3でトラックレコードを記録しているマクロードは、ファイナル4進出を目指して記録更新を狙ってくるはずだ。

 

【ヒート2】

ニコラス・イワノフ vs. マティアス・ドルダラー

ドルダラーは、イワノフがレーストラックで化けることを良く知っているが、今回は後攻のアドバンテージがある。レースウィークを通じて好タイムを記録しており、第2戦カンヌを2位でフィニッシュしているドルダラーにとって、今年の千葉は表彰台の頂上を狙うには絶好のタイミングと言えるだろう。

 

【ヒート3】

マルティン・ソンカ vs. フアン・ベラルデ

両パイロット共に結果を必要としている。ソンカは開幕戦・第2戦での失格を忘れて2017シーズンの調子を取り戻したいはずで、惜しい戦いが続いているベラルデも久々に表彰台の上に登りたいはずだ。ベラルデはチームに満足しており、自信も感じているようだが、そろそろギアをひとつ上げて表彰台の数を増やす必要がある。

 

【ヒート4】

マット・ホール vs. 室屋義秀

ラウンド・オブ・14注目のヒートだ。2017シーズンの千葉でもこの2人はラウンド・オブ・8で対戦しており、この時は室屋が勝利を収めた。ゲート通過姿勢の厳しいペナルティに涙を呑んだホールは、ファンの目の前でホームヒーローに雪辱を果たそうとするはずだ。

 

【ヒート5】

ペトル・コプシュタイン vs. ミカエル・ブラジョー

今回が初顔合わせとなる。2人共にチャレンジャーカップ優勝を経てマスタークラスへ昇格した実力者だが、2015シーズンのチャレンジャーカップと2017シーズンのマスタークラスで千葉を経験しているコプシュタインがやや有利と言えるだろう。しかし、どのレースでもブラジョーを外すことはできない。冷静なフライトを披露した方がラウンド・オブ・8へ進出するだろう。

 

【ヒート6】

フランソワ・ルボット vs. カービー・チャンブリス

ルボットとチャンブリスは過去5回対戦しており、4勝1敗でチャンブリスがリードしているが、冷静沈着で勤勉なルボットはラウンド・オブ・14突破に全力を注いでくるだろう。前回の対戦は2018シーズン開幕戦アブダビで、この時もチャンブリスが勝利したが、ルボットも敗者最速としてラウンド・オブ・8進出を決めたことを踏まえると、今回も接戦になるだろう。

 

【ヒート7】

ベン・マーフィー vs. マイケル・グーリアン

第2戦カンヌの再現だ。カンヌではグーリアンが勝利した。2018シーズンのグーリアンは絶好調だが、マスタークラス3戦目を迎えているマーフィーは、アップダウンの激しいデビューシーズンを送っている。千葉では機体のトラブルに見舞われているマーフィーだが、マスタークラスで結果を残すために番狂わせを演じる準備を整えているはずだ。

 

2018シーズン第3戦千葉:ラウンド・オブ・14 スタートリスト

 

◾️Information

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