ラウジッツ:予選 パイロットリアクション

2017シーズン第7戦予選終了後のパイロットのコメントを紹介する

A good day for Hall

Red Bull Air Race World Championship 2017シーズン第7戦ラウジッツの予選が行われ、オーストラリア人パイロットのマット・ホールが首位通過を果たし、自身の誕生日を最高の形で祝った。予選からタイトなレースになっているラウジッツは決勝レースも大接戦になることが予想されている。予選後のマスタークラス14名のコメントを紹介する。

 

マルティン・ソンカ

事前に用意していたラインをフライトしたが、いくつか変更する必要がある。カットできる部分があるかどうかを確かめたい。明日はニコラス・イワノフとラウンド・オブ・14を戦うが、結果がどうなるかは分からない。ニコラスは非常に速いパイロットだが、とにかく明日を待ちたい。ニコラスのフライトが終われば全てが分かるだろう。チェコ人のファンが数多く駆けつけてくれているのは嬉しい。ホームレースのように感じている。

 

ピート・マクロード

ここ4戦で予選を首位通過できていたので、今回は少しフィーリングが異なっている。とはいえ、自分が望んでいたラインを飛べている。あとは、プッシュしすぎないように気をつけるだけだ。他のパイロットはかなり飛ばしているが、自分は抑え気味なので、この差がタイムに繋がっているのだろう。明日も天候が同じなら、かなりタイトなレースになるはずだ。天候が崩れてコンディションがチャレンジングになれば、オープンなレースになるだろう。個人的には、コンディションを問わず明日は接戦になると思っている。

 

カービー・チャンブリス

1本だけだったが、自分の望み通りのフライトができた。そこまで激しくプッシュしないでかなりの好タイムを出せた。その結果、4位に入れた。2本目はプッシュしようと思っていた。スピードは出せたが、11.9Gの代わりに12.1Gを記録してしまい、オーバーGになってしまった。2本目はラインもスタートゲート通過速度も悪くなかったので好タイムが出せていたはずだが、仕方ない。重要なのは決勝レース日だ。今日の結果は気にせずに臨むつもりだ。

 

室屋義秀

狙っていたタイムが出せたので満足しています。ラインも自分たちが望んでいたものを見つけることができています。明日も同じフライトを繰り返したいと思います。他のパイロットはトリッキーなラインを選んでいますが、ラウジッツのベストラインではないと思います。明日がどうなるか見守りたいと思います。

 

ペトル・コプシュタイン

首位のマット・ホールから100分の7秒しか遅れていないので、本当にハッピーだ。素晴らしいファンの目の前で飛べたこともあり、今日は本当に満足している。チェコ人のファンが数多く駆けつけてくれたのは嬉しい。ホームレースのように感じている。彼らの前でフライトできることを誇りに思っている。明日もプッシュを続けてもっと速いタイムを出したい。

 

マティアス・ドルダラー

フライトごとにタイムが伸びてきているので自信が持てている。良いラインが見つけられたと思う。エンジンのセットアップも良い。明日は110%の力を出すだけだ。ラウンド・オブ・8とラウンド・オブ・4に進出した際は、全力以上を出す必要がある。今日は好タイムを出せてもそのタイムを繰り返せないパイロットが数人いたが、自分には今日のような好タイムを繰り返せる自信がある。ラウジッツは素晴らしいロケーションだ。モータースポーツのリアルなフィーリングが得られる。観客に手を振って挨拶することができるし、彼らの声援も聞こえる。全パイロットとチームにとってラウジッツは素晴らしいロケーションだと思う。

 

マット・ホール

今日が自分の誕生日だというのは意識しないようにしていた。ただベストなフライトをすることだけを心がけていた。その努力が報われて好結果を得られたのは嬉しい。現実を言えば、機体を変えたばかりの自分たちはまだ若いチームだ。その意味では、手応えが得られる結果を出したいと思っているのだが、今日はかなりのスピードでベストタイムを出せたので嬉しい。明日も同じ内容を繰り返したいと思っているが、明日になってみないと分からない。ベストタイムを目指して飛ぶだけだ。自分たちのパフォーマンスを繰り返したい。いつも言っていることだが、ベストパフォーマンスを披露しても他のパイロットに上を行かれる場合は、彼らが勝利に相応しいということだ。それを認めるしかない。

 

マイケル・グーリアン

50.3秒台を狙っていたが51.1秒台だったので、満足はしていない。パーフェクトではなかった。1本目にペナルティを受けてしまったことが2本目に影響してしまった可能性がある。プラクティスのようなフライトになってしまった。明日は誰が対戦相手でも、自分たちのフライトをするだけだ。バーチカルターンでパーフェクトなフライトができなければ優勝はできないだろう。

 

フアン・ベラルデ

フリープラクティス3よりも1秒以上遅いタイムになってしまったので、予選は満足していない。1本目で2つのペナルティを受けてしまったので、2本目でプッシュできなかった。アグレッシブなフライトをしたいと思っていたが、その通りのフライトができなかった。予選のフライトをしっかりと分析したい。速いフライトができることは分かっているので、それを繰り返すだけだ。

 

ミカエル・ブラジョー

予選が終わった。タイムはまずまずだ。51秒台を切りたいと思っていたが、近いタイムが出せた。自分たちが望んでいるラインを飛べていることと、レーストラック上のどこを目安にフライトすれば良いのかが分かっていることはプラス材料だ。明日の助けになってくれるだろう。明日は今日よりもアグレッシブなフライトをしたい。ラウンド・オブ・14が楽しみだ。

 

ピーター・ポドランセック

全体的には満足しているが、バーチカルターンのフライトには満足できていない。明日の決勝レースに向けてこの部分を修正する必要がある。レーストラックの残りのセクションに関しては他のパイロットと変わらないタイムが出せているので、ベストラインをフライトしたい。限界までプッシュしてラウンド・オブ・14で勝利したい。

 

ニコラス・イワノフ

予選はフリープラクティス3ほど良くなかった。1本目でミスをしてしまい、2本目はプッシュが裏目に出て、さらにミスを重ねてしまった。あれは良くなかった。予選は、フリープラクティス3ほど自信が持てていなかった。

 

フランソワ・ルボット

満足している。素晴らしい1日だった。ハッピーだ。非常にテクニカルなレーストラックだが、自分たちのプラン通りにフライトできている。もちろん、学ぶべき部分はまだ沢山あるが、調子は上がっている。

 

クリスチャン・ボルトン

非常にハッピーだ。成長できている。常にタイムを縮めることができている。予選はクリーンなフライトを安定して披露することができた。好感触が得られた。明日の決勝レースは、今日のようなクリーンなフライトをすることが重要だ。これがラウンド・オブ・8進出を決める一番大きな要素になるだろう。

 

マスタークラスパイロット14名はタクティシャンやテクニシャンと共に最後の調整を行い、日曜日の決勝レースに臨む。Red Bull Air Race World Championship 2017シーズン第7戦ラウジッツ決勝のライブストリーミングはこちら>>