失格からの巻き返しを狙うソンカ

第2戦カンヌに向けて準備を進めているチェコ人パイロットがアブダビでのミスを振り返った

Sonka is putting Abu Dhabi behind him

マルティン・ソンカはRed Bull Air Race 2018シーズン開幕戦アブダビを3位でフィニッシュした。本人はそう思っていた。しかし、レース後の機体検査でルール違反が見つかり、ソンカはファイナル4失格の処分を受けた

今年参戦6シーズン目を迎えたソンカは、チャンピオンシップの1ポイントの重み、そして落胆した状態からの巻き返しが難しいことを知っている。よって、ソンカは今回のミスを冷静に受け止め、そこから学び、前を向く必要があると考えている。ソンカは次のようにコメントしている。

「どれほど落胆していたかは、言葉では表せない。プレスカンファレンス直後にレース委員会から連絡があり、チーム内で真剣なディスカッションを行なった。あのような愚かなミスで順位とポイントを失うなど、あってはならないことだ」

ソンカは2016シーズンに度重なる失格処分を受け、下位でシーズンを終えた。また、2017シーズンも初のチャンピオン獲得まであと一歩に迫りながら、わずか4ポイント差で総合2位に甘んじた。トップに立つためには全てのポイントが重要になる。よって、今回のアブダビのように2ポイントも失うことは二度と起きてはならない。ソンカが続ける。

「チームの誰かが適切にコントロールしていなかったことが失格に繋がった。このようなハイレベルな戦いの中ではありえない。最悪の気分だった。当然ながら苦い経験になったが、レース前のチェックリストを見直す機会になったという意味ではプラスだ。もう二度と起きない。学習機会として捉えて、次のレースに向けて進んでいく」

チームと話し合ったソンカは、アブダビでの苦い経験から立ち直っており、第2戦カンヌに向けて集中している。

「今回の経験がいずれ役立つ日が来ることに期待したい。まだシーズンは始まったばかりだが、1ポイントの重みは分かっている。今置かれている状況には全く満足していないが、起きてしまったことは仕方ない」

第2戦カンヌが迫る中、次のレースに向けて準備を進めているソンカは、最後に次のようにコメントしている。

「機体の調整に取り組んでいるが、残念なことにチェコの天候が良くなかったので、トレーニングフライトはそれほどできていない。しかし、カンヌまでにトレーニングフライトを追加する予定だ。トレーニングを積む必要がある」

「カンヌのレーストラックはデータを見ただけで、シミュレーターでは試していない。しばらく忙しくしていてシミュレーターから離れていたので、準備ができていなかったが、今日ホームエアポートに戻ってきた。これからカンヌに向けて本格的な準備をスタートさせる」

 

◾️Information

2018シーズン 第2戦カンヌは4月21日、22日に開催。

第3戦千葉が5月26日、27日に開催決定。観戦チケットの一般発売は4月7日からの予定。詳細は特設サイト http://rbar.jp でご確認ください。