ベン・マーフィー

Ben Murphy 2017

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パイロット遍歴

Pilot quotes

Red Bull Air Race World Championship 2018シーズンからマスタークラスに昇格した英国人パイロット、ベン・マーフィーは元英国空軍トップパイロットで、世界的に有名な英国空軍エアロバティックチーム、レッドアローズのチームリーダーを務めた経験を持つ。チャレンジャークラスで2シーズンを過ごし、日本の千葉や英国のアスコットなどを含む世界各地で表彰台5回とポールポジション2回を獲得したマーフィーは、今度はマスタークラスに向けたチームを作り上げ、英国が保持するワールドチャンピオン獲得最多回数の更新を狙う。

英国・ミッドランズで生まれ育ったマーフィーは航空一家の血筋を引いている。父方と母方の祖父がともに英国空軍パイロットだったマーフィーは、幼い頃から空を飛ぶことに興味を持ち、10代で空軍士官学校に入学したあと、ニューカッスル大学の空軍大学飛行隊に所属した。そして、1997年に英国空軍に入隊し、エアロバティックと編隊飛行で数々の賞を受賞しながら2000年に飛行訓練を終了。その後は、Harrier GR7のパイロット兼教官の任務に就きながら、航空母艦などを含む様々なロケーションで1,000時間以上を飛行した。

2006年からはレッドアローズのチームパイロットに着任。シンクロペアを率いたあと、史上2番目の若さで指揮官兼チームリーダーに昇格すると、100人以上で構成されるチームをまとめながら、世界各地の航空ショーでアイコニックなレッドカラーの戦闘機9機を率いた。

現在マーフィーは、世界唯一の民間ディスプレイチームで、民間人を乗せて近接編隊飛行を行う航空会社としても機能しているThe Bladesのエアロバティックディスプレイチームのチームリーダーを担当している。世界各国で450回以上のディスプレイを経験してきたマーフィーのディスプレイパイロットとしての飛行時間は1,875時間を超えており、経験豊かなディスプレイパイロットとして尊敬を集めている。尚、ディスプレイフライトを含むキャリア総飛行時間は4,250時間を超える。コックピットに収まっていない時のマーフィーは、カイトサーフィンやランニング、トライアスロンを楽しみながらフィットネスを維持している。

マーフィーはマスタークラス昇格について次のようにコメントしている。「マスタークラス昇格をとても光栄に思っている。2018シーズンはあらゆる意味で自分たちにとって重要な1年になるだろう。機体とチームが新しくなったので、未来に向けてしっかりとした基盤を築き上げることが重要になる。オンオフを問わず努力を重ね、急ピッチで築き上げなければならないが、情熱と勝利への意欲を備えている素晴らしいチームがついてくれている。最高のメンバーが揃っているので、どんなことでも実現可能だろう」