2019シーズン:ルール&チーム変更詳細

新シーズンに向けたルール変更と各チームの新メンバーを紹介する

2019年、ベテランパイロットも戦術の再考をすることになる複数の大きなルール変更と共に、Red Bull Air Race World Championshipが12シーズン目を迎える。各チームに才能溢れる新メンバーも加わる新シーズンは、開幕戦から最終戦まで激しい戦いが続くはずだ。2019シーズンの概要を以下に紹介する。

2019シーズンは2018シーズンを戦った全パイロットが参戦する。2018シーズンを制したチェコ人パイロットのマルティン・ソンカが連覇を狙う2019シーズンのマスタークラスは、ルーキーパイロットがいないため、これまで以上にタイトな戦いになることが予想される。

 

ポイント

2019シーズンの複数のルール変更の中のひとつがポイントだ。まず、2019シーズンは、2010シーズン以来となる「予選でのポイント付与」が決定したため、パイロットは各レースの予選首位通過で3ポイント、2位通過で2ポイント、3位通過で1ポイントを獲得する。また、これまで通り決勝レース日の最終順位に応じたポイントも付与されるが、各順位の獲得ポイント数が変更され(下表参照)、さらにはラウンド勝利ごとにボーナスポイントが加算される。2018シーズンのタイトルが5ポイント差、2017シーズンのタイトルはさらに僅差で決まったことを踏まえると、このような追加ポイントはタイトル争いに非常に大きな影響を与えることが考えられる。今回のポイントに関するルール変更は、各パイロットの戦術にも影響を与えるはずだ。

予選

 順位 ポイント
1位 3
2位 2
3位 1

 

決勝

 順位 ポイント
1位 25
2位 22
3位 20
4位 18
5位 14
6位 13
7位 12
8位 11
9位 5
10位 4
11位 3
12位 2
13位 1
14位 0

 


オーバーG

2019シーズンのマスタークラスに関するもうひとつの重要なルール変更が、オーバーGだ。2018シーズンのマスタークラスでは「10Gが0.6秒続けば2秒ペナルティが加算され、12G記録時点でDNF(Did Not Finish / 途中棄権)」というルールが採用されていたが、2019シーズンのマスタークラスでは「11G記録時点で1秒ペナルティが加算され、12G記録時点でDNF」に変更される。

 

チームメンバー

2019シーズンのマスタークラスパイロットの顔ぶれに変更はないが、チームメンバーには変更がある。まず、室屋義秀を2017シーズンのワールドチャンピオンに導いたテクニシャン、ピーター・コンウェイがカービー・チャンブリス(米国)のテクニシャンに就任し、フアン・ベラルデ(スペイン)は、コーチ / メンタルコーチとしてマニュエラ・ロドリゲス・マロテを迎え入れた。また、ニコラス・イワノフ(フランス)は、2008シーズンのワールドチャンピオン、故ハンネス・アルヒと組んだ経験を持つテクニシャン、マリウス・ハイスを迎え入れた。尚、もうひとりのアルヒの旧チームメイト、ヴェルナー・ヴォルフルムも、ピート・マクロード(カナダ)のテクニシャンに就任した。さらに、元マスタークラスパイロット、ピーター・ポドランセックと組んでいたマーク・トラウネルが、チーム再編中のペトル・コプシュタイン(チェコ)のテクニシャンに就任した。

 

チャレンジャークラスの2019シーズン詳細は近日発表予定。

 

 

 

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