アブダビ2019:予選は室屋が首位

日本のエースパイロットがパーフェクトフライトで3ポイントを獲得

Red Bull Air Race World Championship 2019シーズンがアブダビで開幕し、新ルールに見事に対応した室屋義秀が首位で通過した。また、2019シーズンは予選トップ3にポイントが付与されることから、室屋は3ポイントを獲得した。

11Gを記録した瞬間に1秒ペナルティが科せられるという、2019シーズンの新オーバーGルールに多くのパイロットが苦しんだが、室屋はこれに一切苦しむことなく、53.024秒の好タイムで予選を首位通過した。

2019シーズンはポイントシステムにも変更が加えられ、予選トップ3にポイントが付与されるようになった。このため、2019シーズン開幕戦アブダビの予選は、これまで以上のプレッシャーがパイロットにかかっており、これが予選を通じて色々な面で影響を与えることになった。

室屋に続く2位に入ったのは、2017シーズンのDHL・ファステスト・ラップを受賞したピート・マクロードだった。室屋から0.216秒遅れのタイムを記録したマクロードは2ポイントを獲得したが、のちの機体検査でポイント剥奪となった。マクロードのレース機体のマグネトーのひとつがレギュレーション限界値を超過していたという理由から、レース委員会はマクロードからポイントを剥奪することを決定した。尚、その後の調査で超過が故意ではないことが明らかになったため、順位はそのままとなった。

3位にはマイケル・グーリアンが入り、1ポイントを獲得した。4位には2018シーズンのワールドチャンピオン、マルティン・ソンカが入った。ソンカは予選ではポイントを獲得できなかったが、決勝レース日は最多で25ポイントを獲得できるため、室屋から0.5秒遅れだった予選タイムはそこまで気にしていないはずだ。

5位にはミカ・ブラジョーが入り、6位にはフアン・ベラルデが入った。また、7位にはベン・マーフィー、8位にはマット・ホールが入った。この結果、マーフィーとホールがラウンド・オブ・14で対戦することが決定した。室屋からのタイム差が1秒以内でフィニッシュしたパイロットはホール(0.768秒遅れ)までの8人となった。

元ワールドチャンピオンのマティアス・ドルダラーは10位、同じく元ワールドチャンピオンのカービー・チャンブリスは13位に終わった。共に新しいオーバーGルールで1秒ペナルティを科せられたため、決勝レース日は同じミスを犯さないフライトに徹するはずだ。

 

◼︎Information

2019シーズン開幕戦アブダビのマスタークラス初戦、ラウンド・オブ・14は現地時間2月9日14時(日本時間同日19時)からスタートする。ライブストリーミングはこちら>>

2019シーズン開幕戦アブダビ:予選最終結果
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