千葉 2019:フリープラクティス1&2 パイロットリアクション

ラストレースへのカウントダウンがスタートした。マスタークラスパイロット14人が初日の感想を述べた

金曜日のフリープラクティス1&2が終了し、Red Bull Air Race World Championship 2019シーズンのワールドチャンピオンが決まるまで残るフライトセッションは5つだけとなった。マスタークラスパイロットたちは土曜日のフリープラクティス3と予選を経て、3セッションが予定されている日曜日の決勝レースを迎える。初日を終えたマスタークラスパイロット14人のコメントを紹介する。

 

 

マルティン・ソンカ

レース機体に乗り込んでレーストラックへ戻り、千葉でフライトできて最高の気分だ。バラトン湖からしばらく経っていたので本当に嬉しい。コックピットでのあらゆる瞬間を楽しんでいる。ベストラインを見出したいが、風向きが常に変わるので、明日に向けたベストな戦術を用意するのは難しくなりそうだ。しかし、明日のコンディション次第でまた変わってくるだろう。

 

 

マット・ホール

もう少し速いタイムを狙っていたが、最初のフライトは狙い通りにいかなかった。機体にいくつかのテクニカルな問題があった。2回目の感触はかなり良かったが、まだ求めている速さに達していない。狙っていたほど良いフライトではなかった。好位置につけているが、もう少し詰める必要がある。

 

 

室屋義秀

レーストラックのフライトはとても楽しいですね。フリープラクティス1と2の内容には満足していますし、明日の戦い方も見えています。沢山のファンがビーチにいるのが見えて嬉しかったです。良い天候で良いレースをしたいですね。すべてに上手く対応して優勝します。

 

 

ベン・マーフィー

やるべき作業はまだ数多く残っている。このトラックに向けた準備はかなりしてきたが、ここから先は実際のフライトデータを調べていく。パイロンの間をフライトできたのは楽しかった。やるべき作業がまだ残っているが、レースが楽しみだ。ハンガリーでは準備やレース機体、戦術が上手くまとまり良い結果が出せた。千葉ではハンガリーの状態を再現しつつ、もうひとつ上の順位を狙うつもりだ。

 

 

マイケル・グーリアン

レーストラックに戻れて嬉しい。第一印象よりもかなりテクニカルなレーストラックになりそうだ。良いフライトをしたいなら、それなりの努力が必要になるだろう。バラトン湖のようなストレートなレーストラックとは異なる。千葉のレースウィークエンドは熱の管理が重要になりそうだ。このような天候はレース機体に向いていない。エンジンが熱を持ち、レース機体が熱を持つ。決勝レース日で結果を出すためにはすべてを上手くマネージメントすることがポイントになるだろう。

 

 

ニコラス・イワノフ

レーストラックに戻れたのは嬉しいが、今日のフライトは難しかった。しばらく時間が経っていたので、レース機体の感覚を取り戻すのに時間がかかった。もう少しプッシュしてタイムを削る方法を学ぶ必要がある。レースを楽しみ、良い結果を出したい。エアレースが終わってしまうので、笑顔でレーストラックをフライトできれば最高だ。

 

 

フアン・ベラルデ

ここまではハッピーだ。ゲームプランを上手く用意できた。明確なアイディアが持てている。色々試しているところだが、上手くフライトできている。まだ始まったばかりだが内容は上々だ。天候次第だが、とりあえず様子を見守りたい。

 

 

ミカ・ブラジョー

今日の天候はファンタスティックだった。レーストラックも素晴らしい。忙しないレイアウトなので、戦術をしっかり用意する必要がある。新しいレーストラックなので新しいアイディアが必要になるが、問題ないだろう。色々な感情が沸き起こっているが、レースが始まったあとは、できる限り速くレーストラックをフライトすることとベストリザルトを出すことだけにフォーカスしなければならない。ファイナル4進出を狙っている。優勝できれば最高だ。

 

 

ピート・マクロード

日本とレーストラックに戻れて嬉しい。レーストラックは自分好みだ。これまでの千葉よりも若干タイトなレイアウトになっている。千葉は少し間延びしている印象だったが、今年のレーストラックは自分のスタイルに合っている。今日は風が穏やかだったが、明日は風が強くなるようなので、またすべてが変わるだろう。

 

 

カービー・チャンブリス

今日は風も弱くレーストラックは最高だった。風が強くなれば面白くなりそうなセクションがいくつかあるので、楽しいレースになりそうだ。今のところは問題ないがゲート2からゲート3がタイトなので、特定の方向から風が吹けば問題になるだろう。

 

 

クリスチャン・ボルトン

今朝、オイル漏れが判明したので急いで対応してテストフライトをしてみたが、フリープラクティスまでに問題を解決できなかった。今も対応しているところで、フリープラクティスを両方キャンセルしたのはこれが理由だ。オイルは非常に繊細な存在だ。エンジンオイルは特に繊細なので丁寧に扱わなければならない。安全確保が最優先だ。明日までにレース機体を元に戻すべく、ハードワークをしている。

 

 

フランソワ・ルボット

レーストラックに戻るのはいつも楽しい。今日も非常に楽しかった。いつも通り準備は十分できていたが、ラインをさらに良くする必要がある。レースはここからが難しい。状況に振り回されないようにする必要がある。自分たちにできることはほとんどない。できるのは、起きそうなシチュエーションを予測しつつ、リアルタイムで対応していくことだけだ。

 

 

ペトル・コプシュタイン

第3戦からしばらく時間が経ってしまったが、レースのフィーリングを取り戻しつつある。今日は2つの戦術を試した。3つ目の戦術も用意してあるが、良いフィーリングが得られている。また、どこでタイムが削れるのかも分かっている。一番難しいセクションはゲート2からゲート3だ。あとはバーチカルターンを上手くクリアする必要がある。フラットターンはクイックだがペナルティを受ける可能性がある。リスクを負えるかどうかが勝負を決めるだろう。

 

 

マティアス・ドルダラー

レーストラックでのフライトはやはり楽しい。日本は特に楽しい。レーストラックはチャレンジングだが、今日は天候が安定していた。今のところはかなり満足できている。天候については受け容れるしかない。準備が上手くできていても、リアルタイムで対応していく必要がある。これはどのパイロットにも言えることだ。そしてどのパイロットもここに自信を持っている。

 

 

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