Rules

ルール

Red Bull Air Race World Championshipを規定するルールと原則の概要
Red Bull Air Race World Championshipはインターナショナルレースシリーズだ。単発単座のレース機を操縦し、空気注入式のパイロンが配置されている専用レーストラックをできる限り少ないミスでできる限り速く飛び抜けることがパイロットの目的となる。

パイロットは各レースでワールドチャンピオンシップポイントを獲得し、シーズン最終戦終了時に最多ポイントを獲得しているパイロットがワールドチャンピオンになる。

 

◼︎THE RED BULL AIR RACE WORLD CHAMPIONSHIP

Red Bull Air Race World Championshipはインターナショナルレースシリーズで、各レースに最低8名のマスタークラスパイロットが参戦する。空気注入式のパイロンが配置されている専用レーストラックをできる限り少ないミスでできる限り速く飛び抜けることが目的となる。

マスタークラスパイロットは各レースでワールドチャンピオンシップポイントを獲得し、シーズン最終戦終了時に最多ポイントを獲得しているパイロットがワールドチャンピオンになる。

 

◼︎THE CHALLENGER CUP(チャレンジャーカップ)

チャレンジャーカップは、マスタークラスを戦うために必要なスキルを新世代のパイロットに授けることを目的として2014シーズンに創設された。

チャレンジャーカップはRed Bull Air Raceの下位部門に相当する。マスタークラスに必要な経験を積ませることが目的のため、レースはマスタークラスと同じ開催地で行われるが、レーストラックのレイアウトが簡易化される時もある。2019シーズンの各チャレンジャークラスパイロットはシーズン計5戦に参戦する。

 

◼︎レースフォーマット

マスタークラス

マスタークラスのフライトセッションは、フリープラクティス / 予選 / ラウンド・オブ・14 / ラウンド・オブ・8 / ファイナル4で構成されている。どのセッションも1機ずつフライトする。

マスタークラス:レースフォーマット

予選

1日目:予選

予選は決勝レース日の前日に行われる。パイロット1名につき2フライトセッションが義務づけられており、ベストタイムを記録したフライトが公式記録となる。予選結果が決勝レース日初戦、ラウンド・オブ・14の組み合わせを決める。

パイロット14
パイロット13
パイロット12
パイロット11
パイロット10
パイロット9
パイロット8
パイロット7
パイロット6
パイロット5
パイロット4
パイロット3
パイロット2
パイロット1

ラウンド・オブ・14

2日目:決勝レース

Takes place on Race Day. This flying session is completed in head-to-head heats; the seven winners plus the Fastest Loser move forward to the Round of 8. The head-to-head pairings are based on the Qualifying session results.

ヒート1

10th Qualifying

予選5位

ヒート2

11th Qualifying

予選4位

ヒート3

9th Qualifying

予選6位

ヒート4

12th Qualifying

予選3位

ヒート5

8th Qualifying

7th Qualifying

ヒート6

13th Qualifying

予選2位

ヒート7

14th Qualifying

予選1位

ラウンド・オブ・8

2日目:決勝レース

ラウンド・オブ・14の勝者7名と敗者最速1名の計8名が再び1対1のフライトセッションを行う。各ヒートの勝者4名がファイナル4へ進出する。ラウンド・オブ・8の組み合わせはラウンド・オブ・14のタイムを元にして決められる。ラウンド・オブ・8で敗退したパイロット4名にはタイム順で5位〜8位の最終順位が与えられる。

ヒート8

5th Fastest

4th Fastest

ヒート9

6th Fastest

3rd Fastest

ヒート10

7th Fastest

2nd Fastest

ヒート11

8th Fastest

1st Fastest

ファイナル4

2日目:決勝レース

ファイナル4では、ラウンド・オブ・8の勝者4名が最終順位1位〜4位を争う。パイロット4名はラウンド・オブ・8と同じ順番でフライトする。ひとりずつのフライトとなり、最速タイムを記録したパイロットが優勝する。

ヒート8勝者
ヒート9勝者
ヒート10勝者
ヒート11勝者
チャレンジャークラス

2019シーズンは各レースにチャレンジャークラスパイロット6名が参戦する。各パイロットはシーズン計5戦に参戦する。

チャレンジャークラス:レースフォーマット

◼︎ポイント

マスタークラス

2019シーズンは、2010シーズン以来となる「予選でのポイント付与」が決定したため、パイロットは各レースの予選首位通過で3ポイント、2位通過で2ポイント、3位通過で1ポイントを獲得する。また、これまで通り決勝レース日の最終順位に応じたポイントも付与されるが、各順位の獲得ポイント数が変更され(下表参照)、さらにはラウンド勝利ごとにボーナスポイントが加算される。2018シーズンのタイトルが5ポイント差、2017シーズンのタイトルはさらに僅差で決まったことを踏まえると、このような追加ポイントはタイトル争いに非常に大きな影響を与えることが考えられる。また、今回のポイントに関するルール変更は各パイロットの戦術にも影響を与える。

予選

 順位   ポイント
1位   3
2位   2
3位   1

決勝レース

 順位 ポイント
1位   25
2位   22
3位   20
4位   18
5位   14
6位   13
7位   12
8位   11
9位   5
10位   4
11位   3
12位   2
13位   1
14位   0

各レースの最終フライトセッションでトップに立ったパイロットが、そのレースの優勝パイロットになる。

Red Bull Air Race World Championshipの1シーズンを通じて最多ポイントを獲得したマスタークラスパイロットがそのシーズンのワールドチャンピオンになる。戴冠セレモニーはシーズン最終戦に行われる。

 

チャレンジャークラス

各レース後にチャレンジャーカップポイントが付与される。合計獲得ポイント数がシーズン終了時のチャンピオン決定に関わってくる。各レースで付与されるポイントは以下の通り:

 順位   ポイント
1位   10
2位   8
3位   6
4位   4
5位   2
6位   0

各レースにはチャレンジャークラスパイロット6名が参戦する。各パイロットはシーズン計5戦に参戦する。シーズン終了時点で最多ポイントを獲得しているパイロットがチャレンジャーカップチャンピオンになる。

 

◼︎レースルール

フライト中にルール違反をした場合は、ペナルティとしてタイムが加算されるか、失格となる。以下に違反頻度の高いルールをいくつか紹介する。Red Bull Air Raceのレースルールについての詳細は下の映像(英語音声)で確認してもらいたい。

オーバーG

マスタークラスでは、パイロットが11G以上12G未満を記録するとペナルティが加算される。チャレンジャークラスは11G未満で加算される。

+1秒

最大Gフォース超過

マスタークラスパイロットが12Gを記録した時点、チャレンジャークラスパイロットが11Gを記録した時点で最大Gフォース超過となる。

DNF(Did Not Finish / 途中棄権)

進入スピード超過

パイロットが200ノット超のスピードでスタートゲートを通過すると進入スピード超過となる。超過範囲が1.99ノット以下は1秒ペナルティが加算され、超過範囲が2.00ノット以上はDNFとなる。

+1秒 / DNF

コースアウト

規定のレーストラックから外れた場合、その時点でそのフライトは中止となる。

DNF

重量違反

パイロットを含めた期待の総重量が最低696kgに達していない場合は重量違反となる。

DQ(Disqualification / 失格)

パイロンヒット

レース機体のどこかがパイロンに触れるとパイロンヒットとなる。

1回目のヒット:+3秒

2回目のヒット:+3秒

3回目のヒット:DNF

姿勢不正

エアゲートを水平に通過しなかった、または上昇・下降しながら通過した場合は姿勢不正のペナルティが加算される。

+2秒

発煙不十分

レース機体の飛行高度が高すぎる、または低すぎる場合、ペナルティが加算される。

+2秒

飛行高度不正

レース機体の飛行高度が高すぎる、または低すぎる場合、ペナルティが加算される。

+2秒

バーチカルターンマニューバ不正

バーチカルターンで規定外の操縦を行った場合、ペナルティが加算される。大きく外れている場合はDNFとなる。

+1秒 / DNF

◼︎パイロット

マスタークラス

Red Bull Air Race World Championship 2019シーズンは14名のマスタークラスパイロットが参戦する。全マスタークラスパイロットは、Red Bull Air Raceのレース委員会から発給されるマスタークラス・スーパーライセンスを所有している必要がある。

 

チャレンジャークラス

2019シーズンのチャレンジャーカップには12名のチャレンジャークラスパイロットが参戦する。各レースにはそのうち6名が参戦し、各パイロットはシーズン計5戦に参戦する。シーズン終了時点で最多ポイントを獲得しているパイロットがチャンレジャーカップ優勝パイロットになる。

 

Red Bull Air Raceパイロットへの道

Red Bull Air Race World Championship参戦を希望するニューパイロットは、Red Bull Air Raceのレース委員会が定める最低条件を全て満たしている必要がある。その条件の中には、国際航空連盟(FAI)が主催する国際レベルの大会への出場実績などが含まれている。また、現役のエアロバティック / 航空ショーパイロットである必要もある。このような各種条件を満たした上で、Red Bull Air Race Qualification Campで実力を示すことができたパイロットにチャレンジャークラス・スーパーライセンスが発給される。チャレンジャークラス・スーパーライセンスが発給されたパイロットは、Red Bull Air Race World Championship チャレンジャークラスへの参戦が認められる。

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